プロフィール

kenkendance

Author:kenkendance
趣味はチビ飲み、特技はちゃんぽん、ビールと赤ワインが大好物!!

世の中、酒と泪と男と踊り。

島田の駅前で愛を叫ぶ
工場長けんけんダンス奮闘記。

ブログ更新時はシラフです(笑)。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

4月1日 …空の上?

携帯からの操作があんまりよくわからなくて…、
この日記が更新される頃、だいぶ時間が経っちゃってるかもしれませんが…


今、JFK空港に着きました。
とってもいいお天気!!

これから早めにチェックインして、搭乗口付近にあるスパで「フットマサージ」をしてから飛行機に乗り込むのが毎回の日課です。
200903310831000.jpg  200903310818000.jpg
そう、私は毎年こんな一か月を過ごしていたんです。





私たちの踊る舞台は決して作り物ではなく、たとえ空想の世界からヒントを得たテーマだったとしても、心の中身は絶対に真実であることを、どうやってダンスで表現し形にするか、そのための稽古と勉強のために、こんなことを7年も繰り返してきました。初めてNYへ旅立った年(…当時はまだ会社員だったので10日程度の旅でしたが、)そこから数えると、もう10年になります。


でも、結局このNYの旅では、単純に稽古や勉強ばかりから学びを得ているのではないんです。人の心や温かさによって「生きる」上での色々な気づきを与えられ、そこから得た学びにより、「まぁ、その結果、ダンスを学ぶことに繋がった…」と言った方が近いかもしれません(笑)。「フィーリング」の本当の意味を理解するのに、国も人種も言語も関係なく、要は「心」なんですね…。
そういった人達と充実した時間を過ごすのに、短時間に簡単にはいかないということ、、、ダンスの技術を磨くことだって同じ。今年の舞台のテーマである本は、そういったこと全てを教えてくれます。



とにかく、
みんなの今ある技術と、秘めている可能性をうまく引っ張り出しつつ、私なりの「生きる」というテーマを、舞台で思い切りぶつけられますように、、、
みんな、今年もどうかよろしくね。



それでは。













スポンサーサイト

3月31日 旅の終わりに

…こうして、物も情報量も、人も花も…そしてひまわりも溢れかえるほど多く存在するこの街にたどり着いた王子さまは、世界で一つだと思っていた自分のひまわりの花が、ただのありふれたひまわりだったと思いこみ、草の上に突っ伏して泣いた。
200903171855000.jpg



リスが現れたのはそんな時だった。
200903300901001.jpg


王子さまは
「すごく悲しいんだ。ぼくと遊ぼう」というと、


リスは
「君とは「なついて」ないから遊べない」と言った。

それから、
「ずいぶん忘れられてしまっていることだが、「なつく」とは、「絆を結ぶ」ということ。まだぼくにとって君は、他の十万の人間と何も変わらない人間だ。だからぼくは、別に君がいなくてもいい。君にとっても、ぼくは他の十万のリスとなんの変りもない。でも、もし絆を結んだら、ぼくらは互いになくてはならない存在になる。君はぼくにとって世界でひとりだけの人間になり、ぼくも君にとって世界で一匹だけのリスになる。だから、ぼくをなつかせて。」

しかし、そう言われて王子さまは答えた。
「ぼくもそうしたいけど、時間がないんだ。友達を早く見つけなきゃいけないし、知らなきゃいけないこともたくさんある。」


「絆を結んだものしか本当に知ることはできないよ、人間たちはもう時間がなくなりすぎて、本当には何も知ることができないでいる。なにもかもできあがった品を店で買う。でも、友達を売ってる店なんてないから、人間たちにはもう友達がいない。君も友達がほしいなら、ぼくをなつかせて。」
とリスは言った。


「じゃ、どうすればいいの?」と、王子さまは聞くと、


「がまん強くなることだ。はじめはちょっと離れて座る。言葉は誤解のもとだから何も言わずにね。日ごとに少しずつ近く座るようにして…

たとえば君が夜の7時にくるなら、ぼくは6時から嬉しくなってきて、時間が進めば進むほどどんどん嬉しくなってくる。そしてとうとう7時になると、もう、そわそわしたり、どきどきしたり。こうして幸福の味を知るんだよ!

でも、君が来るのが行き当たりばったりだと、いつ心の準備を始めたらいいかわからない。


そのために、あるひと時を、他の時間とは違うものにすること、「ならわし」って大切なんだ。」



こうして、王子さまはリスをなつかせた。
だが、お別れの時が迫ると、リスも王子さまも泣きそうだった。


王子さまは、
「ぼくは君に、いやな思いなんか少しもさせたくはなかった。でも、君がなつかせてって言うから…
いいことなんて少しもなかった。」


するとリスは、
「あったさ、なつかせて絆をむすんだから、ぼくたちは友達になって、この世で一人だけの人間と、この世で一匹だけのリスになったんだ。

200903262158000.jpg  200903261757000.jpg



もう一度、この街にある多くのひまわり達に会ってごらん、きみのひまわりがこの世に一つしかないってことがわかるから。



ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。


一番大切なことは、目に見えない。



きみがひまわりをかけがいのないものにしたのは、きみがひまわりに費やした愛情と時間だったんだ。
200903310510000.jpg  200903310520000.jpg


人間たちはこういう心理を忘れてしまった。

でも、きみは忘れてはいけない、なつかせたもの、絆を結んだものには、永遠に責任を持つんだ。きみは、きみのひまわりに責任がある…。」





「一番大切なことは目に見えない、ぼくは、ぼくのひまわりに責任がある…」

王子さまは忘れないように、何度も繰り返した。





200903310526000.jpg
さて、そろそろ出発です。













3月30日 超~晴れ

昨日の雷とは打って変わって、今日はいいお天気。


旅の最終日にふさわしい青空。
200903301633000.jpg  200903300905000.jpg



そして、ユニオンスクエアーパークのリス達もご機嫌の模様。
200903300901000.jpg  200903300901002.jpg
じゃ~ん!                  じゃじゃ~ん!!

…っていうかさ、ここのリス達は写真慣れしてるって聞いたけど、、、
いくらなんでもカメラ意識し過ぎでしょ(笑)。



 

今日の午後からは、最後のピラティスのプライベートセッションがあるので、ゆきさんがブレックファーストに誘ってくれた。


朝9時にユニオンスクエアーで待ち合わせ。そこからすぐ近くのレストランに入った。



ここは、アメリカの田舎町料理を出してくれるお店。ゆっくりと時間が流れるような優しい雰囲気、そんなお店でブレックファーストなんて、なんだか心が豊かになるね。
200903300934000.jpg  200903300932000.jpg
店の中はまるで映画や舞台のセットのようなアンティークな作りで、家具もセットもめちゃくちゃ可愛い。NYには「セット」ではなく、こういった建物がお店として機能し、本当に実在しているからすごい。


さて、NY日記では恒例になってまいりましたが(笑)、
本日のブレックファーストメニュー。


まずは、ポーチドエッグとレッドスキンポテト。
200903301001001.jpg  200903301006000.jpg
イングリッシュマフィンの上に、ほうれん草のソテーが乗っていて、さらにその上にはポーチドエッグが。たまごの中は半熟で、たまごとほうれん草のソテーをからめながらマフィンも一緒に食べる。よこっちょの方に見えるレッドスキンポテトは、名前のとおり赤い皮のジャガイモなんだけど、これがまたモチモチしていてすごく素朴な味がする。


そして、ワッフル。
200903301001000.jpg
甘いもの苦手なけんけんさんが、↑こんなの頼んで大丈夫でしょうか…?
ってくらい一見甘そうなんだけど、「絶対甘くないから」って、ゆきさんが言うから…
ちょっと半信半疑で一口パクリ…。これがなぜかめちゃくちゃウマいのだ!


私が想像していた日本によくあるお菓子のような甘いワッフルとは全然別物だった。変な食べ方かもしれないけど、上に乗ってるいちごとバナナはデザート用に横によけておいて、ワッフルにメープルシロップはかけず、塩とバターで食べる。主食みたいな感じだね。


そして、「ホットアップルタイザー」↓私の大好物。
200903300941000.jpg  200903300941001.jpg
ゆきさんはコーヒーを。一人前ずつこんな風に出てきます↑。


アップルタイザーは日本で飲んだことがなくて(…って、あんまり聞かないよね?)、私は数年前、このユニオンスクエアーパークで毎週末行われている「ファーマーズマーケット」という青空市場で初めて飲んだ。それ以来、そのなんとも言えない味にすっかりはまってしまっている。この飲み物、クローブ(丁子)とよばれる常緑樹の花のつぼみを乾燥させたものとりんごで作った飲み物で、レモンとシナモンを入れて飲むというもの。クローブ自体が漢方薬として重宝されていることもあり、ちょっと薬っぽいような、でもリンゴ味とレモンの風味がフルーティーで、シナモンがいい感じで隠し味。風邪気味の時なんか、一発で体が温まって治っちゃいそうな飲み物なんです。


優雅に朝ごはんしながら、話はもっぱら舞台のテーマについて。

私がテーマに取り上げようとしている本は1800年代後半の文学で、その本が書かれた時にどんな時代背景があり、どんな画家がどんな絵を描いてきたか、今回の旅で美術館へ行ったり絵画の本を読みあさったり自分なりにルーツを調べてきた。でも、芸術というのは文学や絵画だけにとどまらず、それらと共に、音楽、彫刻、などもその時代背景と繋がっていて、「ダンスの舞台」と言うことは、テーマである文学、舞台構成である絵画、ダンスに必要な音楽、舞台セットや空間の使い方の原点である彫刻などの立体的な美術品、、、そう、すべてが1セットになっているわけだ。

お会計を早々に済ませ、近所にある、本&CD専門店「BARNES&NOBLE」へ。
…音楽の歴史の事まで書いていると、かなりマニアックになってしまうので、ちょっと省略しますが(苦笑)、視聴しまくって12~3枚ほど購入。そのまま上のARTフロアの彫刻のコーナーで、ポータブルな本は購入、持ち帰れないほど大きい本は二人で座り込んで、あーでもないこーでもない意見を言いながら見ていた。

ゆきさんのマニアックな知識の量にはちょっとびっくりだが、話を聞くうちに、私はニュースクールや現代物よりも、どうやら「原点好き」と言うことに気づき…こういうルーツをたどったり、その話を聞いたりするのは楽しくてたまらない(笑)。


そして、知識には少々乏しい私ではあるが、ついにゆきさんから「オタクの称号」を獲得!
…っていうか、長時間こんなことして遊べるの、ゆきさんと私ぐらいだろうな(爆笑)。



店を出て、公園周辺を散策。アパートの付近に来たところで名残惜しくバイバイした。
両手いっぱいのCDと本を見ながら、ゆきさんに「宿題をいっぱいくれてありがとう」って言ったら、「自分で増やしてるくせに」って言われちゃった(笑)。そうかもね、でも、私一人じゃ、学び方も調べ方も絶対に分からなかった。ゆきさん、本当にありがとう…目を見て言ったら淋しくなっちゃうから、ちょっと照れ隠しに「またメールでもするよ。」なんて、知り合って6年間、日本からメールしたことなんて一度もなかったくせに…。

これからは、学び方を教えてくれた舞台の報告も、シラバスの相談に乗ってくれたキッズレッスンの報告も、そしてKスタの報告も、ブログちゃんとするし、メールもするからね。


気持ちを切り替えて、ピラティスのスタジオに向かった。


先週、ゆうこ先生に「ラストのレッスンは何やりたいか好きなもの決めてきて」と言われていたので、旅のシメにリフォーマーを選んだ。また、心と体とか、楽しく遊ぶとか私の大好きな「エクササイズ以外」の部分のレッスンをお願いしてしまうと、また淋しくて泣けてきてしまうと困るので、あえてエクササイズに集中できるリフォーマーに(苦笑)。

…それなのに、レッスンの途中、アンソニー先生が顔を出しに来てくれて、ダニエル先生も挨拶に来てくれて、二人とも忙しい中わざわざ私なんかのために(涙)。アンソニー先生は帰りがけに電話までくれた。


そして、ゆうこ先生からは一枚のCDを…
200903301746000.jpg
なんと!ゆうこ先生は、ジャズシンガー!!
「次のレコーディングがなかなか進まなくてね…」なんて、サラリ言ってたけど…
本当に、講師陣はつわものアーチストばかりが集まっているスタジオである。
結局アートも、ここのヘルシーなピラティスのスタイルと、原点は繋がっているんだろうね。



そう、そしてここで朗報!
ゆうこ先生が、ビザの関係で4月中旬に一時帰国されるそうで、その間にぜひKスタを見に来たいと言ってくださっているので、私がNYで学んできたピラティスを、みなさんにも体験していただけたらと思っています。うちのスタジオにはまだマシンはないので、マットクラスになりますが、身体だけでなく、心がヘルシーになる感覚をぜひ味わっていただきたいです。

…ま、ゆうこ先生のスケジュールと、Kスタの状況にもよりなので、まだ確定ではないですが…。
詳細は決定次第お知らせしますね。


そういう訳で、ゆうこ先生が、「じゃ、また日本でね~!」と言ってくれたおかげもあり、すぐそこまで来ていた涙も寸止めに終わり、泣き虫トモコは顔を出さずに済んだ。…危なかった(笑)。



心も体もスッキリ。意気揚々と風を切るように歩いていたら、長年愛用していたウエスタンブーツがついに破損…。


毎年必ずのぞきに行く「シューズマニア」という靴屋へ。「マニア」と言うくらいだから、売り方もマニアック。私はいつも店で買わずに、「持ってけ泥棒セール」をやっている靴ごちゃごちゃの地下倉庫で物色する。


今日も掘り出し物がありましたよ、
200903302107000.jpg
なんと、定価$160+TAXのブーツを、TAX込み$39.98でゲット!


これはいて帰ります。


さて、これから帰国の準備。
たぶん徹夜になるので、今のうちにちょっとだけ仮眠しておきます。










3月29日 くもりのち雨のちバカ雷

いよいよ今日は、B先生のジャズダンスも、S先生のコンテンポラリーも、最終日。なんだかまだ実感が湧かないまま学校へ向かった。

日曜日だというのに、今日のB先生の1本目のクラスは人数が少なかった。アドバンスクラスだったから、上手な人達での少人数だったけど、いい緊張感の中、ヘタクソなりに気持ちよく踊れた。2本目のビギナークラスはいつも通り多人数だったけど、コンビネーションが相変わらず全然ビギナーじゃないんですけど…って感じでおかしかった(笑)。でも、私にはついて行くのが精一杯ぐらい必死になれる方がちょうどいい。
レッスンの後、私がお礼の挨拶をしに行くよりも先に、先生の方からぎゅっと抱きしめてくれて嬉しかった。


結局、1ヶ月間でB先生のクラスを20本も受けたけど、ウンコ漏れそうなくらいキツいバランスとキープのエクササイズに慣れることはなかった…(苦笑)。ターンぐるぐるだけど、しなやかでそれでいてシンプルで美しいB先生のバラードを踊るには、こんなことでヒーヒー言ってたらダメだね。帰国したら、軸の強化をバレエのレッスンだけに頼らないで、自分なりに頑張って稽古続けます。


先生の踊りもレッスンも大~好きです。ありがとうございました。
200903291633000.jpg
私がB先生と初めて出会い、年に1~2度ながらもレッスンをしぶとく通うこと8年になるが、この先生、全ったくもって歳をとらない。むしろ気味が悪いほど若返って見えるのは気のせいだろうか?
…世界中から学びにくる多くの人達とダンスを通じて触れ合いながら、レッスンのみならず、人としてのオーラも年々磨きがかかっているんでしょうね。私もこんな先生になりたいな。


それから、休憩なしにS先生のコンテンポラリーのクラスへ。この先生のレッスンも、なんだかんだ5年受け続けている。今だからこんなに生徒も多いけど、私が知る限りだとこの学校でのコンテンポラリーのレッスンはS先生が初で、当時「コンテンポラリー」自体がダンススクールという場ではあまり聞き慣れなかった。S先生のレッスンは、稽古の内容も振付もすごく独特で、それでいてものすごく身体を使うスタイルだから誰もがビックリで、クラスが始まったばかりの頃は、ものすごい数の見学者のわりに、いつも4~5人しかいないことなんてザラにあった。でも、私は初めて会った時からこのレッスンが大好きだったし、直感だったけど「自分には必要なもの」と信じていた。先生もみんなと一緒になって、もう一回!もう一回!なんてゼイゼイ息切れしながら、倒れそうになるまで踊るクラスなんて今までなかった。私の身体を「踊り」で鍛えてくれたのも、「踊る」上での身体の限界に挑戦させてくれたのも、この先生のレッスンだった。本当に素敵な先生である。
200903291809000.jpg
1ヶ月間、ありがとうございました。また、よろしくお願いします。

今年は特に動きの早いのコンビネーションが多かったから、本当に体がバラバラになるかと思った…って、早振りじゃなくても、どのみちバラバラにはなるんだけどね(笑)。


またいつかは来るんだし…と思っても、やっぱり淋しいものは淋しい。

ボチボチと学校を後にした。




地下鉄の駅を出ると、外はなんだか怪しい天気。
そして、部屋に入るなり、ものすごい雷!!アメリカは雷までビックサイズ?(笑)




さて、明日でいよいよ今回の旅も終り。
本当に、何かにつけ心が刺激され、幸せで感動の毎日だった。思い残すことも、やり残したことも、これと言ってない。だから明日は、旅の終わりは意識せず、いつもと変わらない私なりのNY生活のスタイルで満喫しようと思います…。





この旅で吸収したものの集大成が、今年の舞台に繋がりますように…



3月28日 くもり

昨日は酔っ払って帰宅して、そのままベットにバタンキュー(←古い…?)だったため、今朝は朝5時ころからブログ更新をしながら、部屋を掃除したり、スケジュールをチェックしたり、サクサク活動していた。

そして、今日を含め残り3日のスケジュールを見てふと気がついた。
このままだと、どう考えても、リンカーンライブラリーに作品を見に行く時間がないのだ。



そう、今回のこのNYの旅で、舞台制作のきっかけをシュールレアリズムの絵画からもらい、舞台構成の絵をグッゲンハイム美術館のコンテンポラリー絵画や彫刻からイマジネーションし、作品構成の組み立て方を世界の振付家達が残した作品を参考にしてきた。

そして、一番大切な舞台の空間の使い方…、それを、振付家であり、音楽家であり、ライティングデザイナーであるという(どんだけだよ…)某、空間技師の歴代の作品から学ぼうと思っていた。この人の作品、実は初めて出会ったのが3年前。その当時、作品の意味が全く分からず、とにかく何回も足を運んで見まくったが、「感じたままの感想」なんてほど遠く、見れば見るほどその人の素晴らしさも表現したいことの意味も理解できず、結局「私にはちょっと難しくてわからない作品」として片づけられていた。が、今年はなぜがその作品がずっと引っかかっていたのだ。絶対に今の私に何かを与えてくれるはず…そう考え出したらもう最後、これを見ないと帰国はできない。



…と言うことで、昨日のB先生のレッスンのリベンジは日曜日に持ち越しにあっさり決定。急いで支度をしてリンカーンライブラリーへ向かった。
200903281523000.jpg  200903111742000.jpg


さっそく作品を見ると、案の定、去年、おととし、3年前、とは全く違う感想が出てきた。結局、こういった作品というのは、どこをフォーカスし、何を意識するかで感想もまったく違ってくる。見た時の気持にウソはないし、正解も不正解もない。一つ言えることは、今年の私には何かを感じられた、ということだ。作品集のすべてを何度も見て、解説やレクチャー部分の重要なフレーズは全て記録し、たぶん大切なことを言っているだろうけどわからない英語は、とにかく何度も巻き戻して耳に入ってくる単語の音をノートにメモった。今日は、レッスンをキャンセルしてまで見に行った甲斐があった。


200903281632000.jpg
ライブラリー沿いの通りと、その向かいの通いなれた本屋さん、、、今回の旅でここに来るのは、たぶん今日が最後。NYに来るたび、NY市民でもないくせに(苦笑)何年も何回も通いつめているのに、まだまだ通い足りない…。

ちょっと後ろ髪ひかれる感じで資料館をあとにし、急いでピラティスのスタジオへ向かった。


今日のプライベートセッションは、ゆうこ先生に加えてダニエル先生も一緒に指導していただいた。今日のテーマは「楽しむ」「遊ぶ」。ダニエル先生は、のっけから「マシンは全然重要じゃない」って…え?じゃ、マシンを一生懸命やっている私はどうなっちゃうの?

でも、「ピラティスはエクササイズじゃない!」と、何度も言われながら、楽しいピラティスの遊び方(笑)を教えてもらううちに、「遊ぶ」の意味がわかった。そして、マシンが重要でないというその意味も。
そう、ダニエル先生は元モダンダンサー。そのしなやかな動きは、ピラティスというより、遊びというより、私にはダンスのムーブメントにしか見えなかった。「自由に動いてみてごらん」と言われて、いつもならその「自由」に困っちゃうのに、ダンスの即興ができるなら、ピラティスだってできるさ!思い切って好き勝手に動いたら、ダニエル先生もゆうこ先生も盛り上がってくれた。身近な道具を使って「これは覚えなくていいからね」と言いつつ即興的に出てくる色々な動きは、ダニエル先生がダンスから得た引出しの多さとその広さなんだろうね。今日私の中で、ピラティスとダンスがはっきりと繋がった。身体と心で感じたのだから、間違いない。残念ながら、その具体的な内容は今ここに言葉で示せるほど簡単なことではないので、また帰国してからということで、あしからず。


ゆうこ先生からアライメントを、ダニエル先生からムーヴメントを、アンソニー先生からメンタルからマインドから全てを、、、この先生達のそばでレッスンをしていて、体が心が変わらないわけがない。
本当に最強の3人である!


本当に気分がよく、本当にスキップして帰宅(笑)。
アパートに着くなり、その感動をノートに書きなぐっておいた。

これ、帰国して読んだら、同じ自分なのにきっと、温度差の違いに笑っちゃうんだろうな(苦笑)。
…ってことは、今の私とこのブログを読んでる人ともかなりの温度差があって、ちょっとサムかったりするのかな?ま、けんけんらしくていっか、どうせそんなこと気にしたところで嘘はつけないんだし(笑)。



そして、着替えをし、ヨガの坂本さんと食事にでかけた。ご近所さんなので、何かと心強い(笑)。
ビクラムヨガのレッスンで会っても、レッスン中はもちろん話せないし、いつも夜遅いクラスで時間もないので、今日は食事をしながらヨガについてしゃべりまくろう!という企画。…っていうかさ、私いつからこんなにヨガの話を聞くようになったのか?さんざんスピリチュアルも瞑想も興味ないとか言ってたくせに(笑)。今や、すっかりその意味合いは体の一部になじんでいる。


今日は、3rd Av沿いのタイ料理屋さんへ。
200903281951000.jpg  200903282027000.jpg
とっても雰囲気のいいお店。そして、今日はお酒ではなくお水↑ですよ(笑)。



まずはタイ春巻き
200903282009000.jpg
魚醤ベースのさっぱりとしたソースがとっても美味しい。


それから、THAI PAD (ライスヌードル)
200903282026000.jpg
いくらでもいけちゃう…


そして、牛肉とキノコとレモングラスの炒め物
200903282026001.jpg
牛肉がとってもやわらかくて、香草とキノコとの相性もバッチリ!


…残ったら持ち帰ればいいしね、、、なんて言いながら、なんだかんだ添え物の野菜以外ペロッと平らげちゃいました(笑)。


今日も美味しく頂きました。



食事中も食事後も、もちろん気が済むまでヨガの話。
そして名言も連発!!(ここでは明言さが伝わりにくいので割愛させて頂きますが。。。)坂本さんは関西人だから余計に面白い。まさかこのNYで、こんなに腹を抱えてゲタゲタ笑うことがあるなんて思ってもいなかった。もう涙が出そうだった(笑)。


とっても楽しい週末でした。



そうそう、坂本さんのお友達が、なんと偶然にも@御殿場の近所に住んでいるとのこと。今度、そのお友達が御殿場スタジオに遊びに来るかもしれないとのことです。

…世の中、狭いですね。
…世の中、繋がってますね。(?)








3月27日 くもり

…更新が数時間遅れております。

昨夜、すんごく楽しかった。
本来日本では当たり前の時間の過ごし方なのだが、よく考えたら、この一ヶ月間、午前様まで飲むなんて一回もなかった、、、ま、それだから、ブログ更新が毎日できたんだけどね。



外は曇っていたけど、だいぶ暖かくなってきた。そろそろダウンしまってもいいかな?
朝は何となく部屋の片づけをしながらマッタリ過ごし、昼過ぎに学校へ向かった。


今日もいつもの土曜日メニュー。Balletとジャズクラス2本の3本立て。1本目は狭いスタジオにものすごい人数だったから、動く量も範囲も限られて、いつの間にか「あ、もう終わっちゃた…」って感じだった。そう、こういう時、振入れに時間をかけていると、踊りこむ前にレッスンが終わってしまう。だから、この一ヶ月間、B先生の人数が多いクラスで学んだことは、「人が多くて進むのが早いから踊れない」のではなく、雑踏の中でも瞑想できてしまうプロフェッショナルなヨガの先生みたいに、人混みであろうと場所が狭かろうと、集中して動き、どんな時でも常に楽しみながら自分らしい踊りをすること…。
 とはいうものの、2本目のレッスンの人数がバカ少なくて、その極端さにちょっと笑えた。ま、自分の踊りの出来はあまり笑えないんだけど…。土日でリベンジです(笑)。


レッスンが終わり、学校の受付前には友達のかよさん。
友達と言うよりも、私のお姉さん的な人。いつもオタク作業ばかりしている私を連れだしては、美味しい料理を食べに連れてってくれたり、ショッピングをしたり、ミュージカルを観に行ったり…そして、時には長電話も。

そう、そのかよ姉さんも、いつもM先生のクラスをとっているので、わざわざ連絡を取り合わなくても週に何度かは会える…はずだったんだけど、月末に膝の手術をするとのこで、今回あんまり会えなかった。それで、今夜はどこかで飲みましょうということで、忙しい中わざわざ時間を空けて学校まで迎えに来てくれた。本当に嬉しかった…(涙)。



かよさんと一緒に学校を出て、数分歩いたところにあったBARに入った。
200903272126000.jpg



デリをむりくり改造したようなおもしろい造りの店だったが、何といっても、ビールの種類と品数にビックリ。そして、チーズも…。
200903272124000.jpg  200903272124001.jpg



すっごく美味しそうでしょ~!
200903272158001.jpg



今回はビールはやめて赤ワイン。しかもボトル(笑)。
200903272145000.jpg
今日のワインは、2006年ものの「THE STAMP JUMP」。
濃厚な赤ワインで、金額のわりに深みがあってとっても美味しい。



そして、タパス!
200903272158000.jpg
大好物のブルーチーズ、生ハム、オリーブが盛られております…



↓オレンジの塊は「ミモレット」というチーズ。緑のペースト「ジェノベーセ」はパンにつけてかじるとバカうまい。
200903272202000.jpg  200903272211000.jpg
そして、大好物のブルーチーズは、イチジクのジャム↑をつけて食べる。最初は「えぇぇぇ~!ブルーチーズにジャム?」とビックリしたが、これがまた美味しい…。
イチジクのジャムなら、日本でも探せばありそう…って、日本でジャムが手に入って同じようにやってたとしても、何か違う味がしたりしてね(笑)。本場の店の雰囲気も味のうちかな。



そして、かよさん。とっても美人さんなんだけど、めちゃくちゃ面白くて楽しい人。
200903272142000.jpg
いつも遊んでくれてありがとう。



かよさんと私の共通点は、交流が深い仲間や友達がダンス以外の業界に多いというところ。だから、会話の内容もダンスやミュージカルの話だけに偏ってなくてとっても面白い。違う業界の話からプライベート、逸話から武勇伝まで…どんな方面の話でもポンポン出てくるから、話のネタは尽きません(笑)。
 

ワインを飲みながら、小一時間…じゃない!!もう3時間も経った?
気がついた時は12時を回っていた。
時計を見て一瞬、二人で動きが止まった…が、「シンデレラじゃあるまいし。ま、誰も待ってないからいっか…」こんなノリがたまらない(笑)。




店を出て、地下鉄の駅までいぃ~気分で歩いた。楽しい時間はあっという間。帰りは逆方向だけど同じ黄色のⓃⓌトレイン。別れを惜しみながらバイバイした後、ホームのあっち側とこっち側で、お互い向かい合って、M先生のコンビネーションを狂ったように踊った(笑)。でもって、あっち側にもこっち側にも陽気な見物人達が寄ってきた(爆笑)。
200903280049000.jpg
向こう側のホームで踊りまくってるかよさん(笑)。




ファンタスティックな夜でした。




3月26日 くもりのち雨

今日も朝から一日充実してました…。

今日は待ちに待った、ニューヨークフィルハーモニー交響楽団のオープンリハーサル。開始時間が朝の9時45分だったので、久々の7時置き。睡魔と闘いまくった。…って、会社員はもっと早いか。


外は今にもポツポツ雨が降りそうな曇り空。急いで向って、開始10分前につきました。
200903261232000.jpg  200903260931000.jpg
なんと、オーケストラ席の最前列!でも、お客さんも演奏者もまばら…。ここのオープンリハーサルでは、みんな時間にラフな感じみたい。急いで走って損しちゃった(笑)。

…それにしても私、盗み撮りうまくなったなぁ~(笑)。
でも、さすがに演奏中は無理でした。当り前か。


今日の演目は、ヘンデルの「マカベウスのユダより管弦楽曲第3番へ長調」、ソプラノ歌手が入り、オペラ「パルテーノペ」、合奏協奏曲「アレクサンダーの饗宴」と管弦楽組曲「王宮の花火の音楽」だった。(←ピンとこない人多いかと思いますが、うちのお父さんのために演目を記載してます…)バロック音楽か…朝っぱらから高貴な気分だね(笑)。舞台上では、アーチスト達が指揮者の指示を楽譜にメモりながら、ひと区切りずつ演奏をしていた。あまりお目にかかれない光景である。それでも本番さながらの演奏はオーケストラ席にドドンと伝わってきて、何か自分に向って重い風がブワっと吹いてくるような壮大さだった。特に管弦楽曲と組曲は眼が覚めるようなすごさ。やっぱり生の音楽は迫力が違うね。



…そう、このオープンリハーサルの情報をくれた友達が、違うホールでのオープンリハーサルに行った時に、3階席で聞いていたため、音と空気が耳に触れる程度でオーケストラ席ならでわの重圧感があまり感じられなかったと言っていた。少々おこずかいをはたいても、Classicはオーケストラ席で聞くものだよ、って。
で、その話を聞いてちょっと思ったんだけど…。私は、音楽は耳で聞くものだから、ダンスとは違って、席は前でも後でも、1階でも2階でも関係ないと思っていた。しかしながら、空気的な、音的な重圧感が1階と2階とで違うとなると、結局、生の音楽のパワーは聴覚だけでなく「体感」も伝える力の一部であるということなのだ。


と、いうことは、私の作る今年の舞台が「聴覚」よりも「視覚」重視だったとして、その比重を「視覚」だけに重くおいてしまったら、せっかくのパワーが半減するということになる。よって、「聴覚」に値する部分をより一層パワーさく裂に伝えるために、会場の広さや設備から考えて、どうするのがベストか、最低どのようにしなければならないか、会場の設備や広さから考えることは必要不可欠であり、必然的に避けては通れない。去年はそこまで意識が回っていなかったなぁ…。そして、あのグランシップの会場で360度意識をしてダンサー達が踊るということは、ただ単純に身体の向き的にの360度と言うだけではなく、人間が感じるもの意識するもの全てにおいても360度でなければいけないということだ…。どんな設定でどんなシチュエーションで、見る人にどんな気分になってもらい、ダンサー達に何を感じながら何に意識をして踊ってもらうのか、そしてどこにフォーカスを合わせるのか。視覚や聴覚までをも私自身がちゃんと指示できなければ、ダンサー達に「意識が足りないよ」というのは酷なことである。

今年はどこまで意識が回せるだろうか、どこまで気が付けるだろうか…。



リハーサル2時間半、たっぷりと管弦楽の響きを楽しんだ。



そしてその足で学校へ。今日は最後のM先生のレッスンの日。
…毎年、この日が来ると旅の終わりを実感するんだよね。。。
どうせまた会いに来るんだし、、、と思いながらも、寂しさは自分から去ってはくれない。今日は、その寂しさをパワーに変えて、現時点での私が「意識」できるすべてのものに意識をして、一生懸命踊った。楽しかった。


先生、今年もこんな私なんかに、素敵なパワーをいっぱい与えてくれて本当にありがとうございました。
200903261754000.jpg


さびしい反面、ちょっとした清々しさも感じつつ学校を出た。





そう、今日はこのあと、まだもうひとつイベントがあったのだ。
ゆうこ先生のところのピラティススタジオで、トレーナー講師をしているダニエル先生から、ライブ(?)をやるから来て、と誘われていた。ゆうこ先生もいるし、ピラティスのトレーナーがやるライブってどんなんだろう…?とりあえず足を運んでみた。いつもマットクラスをやるスタジオでライブをやるというのだが…。


200903262005000.jpg
この階段の向こうは…
日本人じゃない人に誘われるパーティーは初めてなんですけど、私ひとりなんですけど、、なんかすごく心細いんですけど、、、大丈夫だよね?


そう、ここのスタジオは、母屋は受付と事務所、プライベートセッションをやるマシンがずらり。それから会員さんがくつろぐ部屋と更衣室が地下に、マットクラスをやるスタジオは隣の建物の2階にあって、これから私がKスタのモティーフにしたいと思う要素がいっぱい。


そして中に入ると、、、
いつもはマットクラスをやる凛としたスペースがライブ会場に。


(…↓ここからの写真、会場が間接照明だらけなので、暗くて見にくいですけど、ごめんなさい)
200903262013000.jpg
ドラムの中にはピラティスのマット(笑)。


天井には、アンソニー先生考案のロープを使うエクササイズの器具が…
200903262039000.jpg
…っていうか、ここ、ピラティスのスタジオなんですけど

今日のライブは、ダニエル先生が中心になって、このスタジオで働く先生や生徒やその友人たちみんなで単純に「楽しもう」というもの。目的あっての交流じゃなく、楽しい時間と心の共有。この発想は日本にはない。
みんなワインを飲んでるのに、ダニエル先生がスタジオの照明を全部消して、「さぁみんな、大きく息を吸って…、吐いて…」なんて言うから、もうみんな大爆笑。さらにみんなノリノリで本当に呼吸するから、会場内は一気に楽しい空気になった。
200903262106000.jpg
↑このイベント主催のダニエル先生。ピラティスする人に悪い人はいない。



そして、明かりがつくと、ダニエル先生のギターと歌と、ここで新しくトレーナーになったマーサグラハムの学生さんのモダンダンス。
200903262109000.jpg  200903262104000.jpg


素敵な歌とダンスのあとには、講師3人による二人羽おりじゃなく、三人羽おり…
200903262146000.jpg  200903262144001.jpg
もう、なんでもあり(笑)。


壁には、ここの先生が描いた絵画。
200903262217000.jpg


ダニエル先生の友人でありピラティスにも通う、写真家のレイさん
200903262220000.jpg  200903262221001.jpg
このイベントには多才なピラティス人ばかり。


そして、この「SAL MOVEMENT SALON」のオーナー、アンソニー先生
200903262154000.jpg

ダニエル先生に、ゆうこ先生。
200903262155000.jpg  200903262157000.jpg
みんな大大大好き。

こんな私に、心から指導してくださって、色々な「気づき」を与えて下さって、本当にありがとうございます。ゆうこ先生をはじめ、ここでこの先生達に出会わなかったら、私、一番大切なこと一生気付かづに終わっちゃっていたかもしれない…。


今回の旅での一番重要なキーワードをピラティスから学ぶとはね…意外(笑)。


ヘルシーでオーガニックに、楽しくて心温まる、レッスン。
でも、何かを成し遂げる時には必要な、ちょっとの試練と忍耐。
それらすべても「生きる」喜びに繋がっているんだよ、小さいことで悩まないで、一緒に歩こうよ、、、今の私に生きがいを与えてくれているみんなに、そう言ってあげられる人間になりたい。


Kスタのスタッフにも、そしてみんなにも感謝です。
いつも本当にありがとう。














3月25日 晴れ

今日は朝早く起きて、「グッゲンハイム美術館」に行ってきました。
私のアパートがあるユニオンスクエアー駅から緑の④トレインに乗って、アッパーイーストの86丁目で下車。グッゲンハイムがある89丁目まで、いいお天気の中、散策しながら歩きました。
200903251053000.jpg  200903251059000.jpg




グッゲンハイム美術館には、抽象画以外にコンテンポラリーな絵や、彫刻、映像、オブジェ、色々なものがあるということで、舞台のテーマとはまたちょっと違う観点から、空間の作り方や使い方で何かヒントを得られるのではないかと、前々から目をつけておりました…。



建物も独創的で、渦を巻いたような、とっても変わった作りをしています。
200903251103000.jpg  200903251103001.jpg


建物の中もほら。
200903251105001.jpg  200903251138000.jpg
区切れ目はないんだけど、だいたい2.5階くらい?からの風景↑


外観だけでなく、中の作りも渦巻き状になっています。中央は空洞、壁に沿うように展示スペースが設けられていて、ぐるぐる螺旋を描きながら展示品を見て回ります。建物の中央がこんなに大きなスペースをとっているのに、展示スペースは案外広いんです。


人物画、肖像画や、静物画と違って、コンテンポラリーな絵は、何を描いているのかわかりにくい分、自分的な解釈もできるし、見方によってはいかようにも創作のヒントにつながりやすいと思いました。立体感、構成、カラーチャート、すべてにおいて、平面の絵でありながら舞台を見おろしているような錯覚になって、妙にテンションがあがり…思いついたことをひたすらノートにメモ。

…そうそう、ここでもパブロピカソの絵に何点か出くわした。先日、絵画においてのシュールレアリズムとダダイズムの時代についてあれこれ考え、ピカソもその時代の先駆けとなった画家であることなど、色々と検索したばかりだったから、、、…ピカソの「アイロンをかける女」の絵が、なぜこんなにも悲壮感があるのか、その時代背景を知らなければ「ただの暗くてちょっと怖い絵」知っていれば、「な~るほど、奥深いね」って訳だ。ニヤニヤしながら見入っってしまいました(笑)。


渦巻きの下の入り口からスタート、下から上へ、エレベーターを使わずにもう一度上から下へ…、ガツガツとメモをしながら往復し、なんだかんだ集中すること2時間半。お腹がすいて燃料切れ。SHOPで映像物のDVDとCDを買い美術館を後に。


美術館の通り沿いは、車もアート?(笑)
200903251309000.jpg  200903251313001.jpg
すぐ近くにきれいに舗装されたお散歩コースがあって、犬とお散歩している人も多い。アッパーイーストはちょっとした芸能人の隠れ家らしく、のどかというよりセレブな感じ。






その後、バスに乗っていったん帰宅。荷物を置いてコーヒーを一杯飲んで一呼吸、今度はグランドセントラル駅へ向かった。
200903251514000.jpg  200903251457000.jpg
ここは、マンハッタンとNew Jersey州を結ぶ鉄道の乗り場で、駅の構内はバカでかい。


今日は、ゆきさんとここで待ち合わせ。この前のバレエ学校見学の続き、キッズクラスのシラバス(指導要項)についての話を聞かせてもらう約束だったので。


ゆきさんと合流、グランドセントラル駅を出て街を散策しながらレストラン探し。
200903251526000.jpg
これ↑駅の外のビルの壁画。ずらっと並べられた無数の写真なんだけど、


離れて見ると、上の無数の写真が↓こうなる。すご~い!!
200903251526001.jpg
アートだ!!




今日のランチ?はグリークバーへ。バーと言うくらいだから、もちろんカウンターにはお酒がズラリ。
食べ物はギリシャ料理なんだけど、俗にアメリカ人が集うBAR。アメリカを意識した日本のバーはこういうお店をモティーフにしているんだろうね。
200903251532000.jpg
ま、アメリカと言えどもギリシャ料理店。グリークは、BAR FOODでも本格料理でかなり美味しいらしい。


そして、早い時間からワイン…(苦笑)。今日のワインは赤のメルロ。
200903251542000.jpg
おつまみは、前回のスペイン料理に引き続き、またまたカルマリ(イカ)のフリッター。
好きだね~(笑)。
ここのカルマリもやわらかかった。この前食べたスペイン料理屋のカルマリよりもやや薄味で、ソースが違う。自家製のトマトソースと、サウザンに似た味のソース。どっちも美味しかった。


200903251554000.jpg
それから、アルグラ(パッと見ほうれん草のような、ピリッと辛い菜っ葉)とゴートチーズ(山羊の乳から作ったチーズ)のサラダ。アボガドとピンクグレープフルーツも入っていて、「食事の中に果物はタブー派」の私的には、えぇ~?感じだったんだけど、いざ食べるとおいしい…。食文化の違いってすごいなって思う。


200903251553000.jpg  200903251610000.jpg
そしてメインの、豚肉のフレークのサンドイッチ。…っていうかこれ↑サンドイッチっていうより、巨大バーガーだよ(笑)。もちろん、ひとつを二人でシェア。


200903251626000.jpg
そして、そして、二人で調子コイてワイン2杯目。たまにはいいよね。
ジンファンデルっていうロゼワインなんだけど、アルコール度数が低めなんだって…って言っても、2杯目は2杯目ですよね、はい(苦笑)。


そして、話は本題のキッズ教育のシラバス。小学校前の子供たちに、踊ることの楽しさを教えつつ、頭ごなしに基礎だの技だの教えずに、それでいて踊るための身体をどのように作るか、どんな動きをどれくらい反復させるか、具体的な指導内容をレクチャーしてもらった。

 今度4月から始まる、スタッフの彩乃担当のキッズクラスは、大まかにどんな方針でクラスを進めていくかは渡米前に話し合って大体決めてきた。ただ、彩乃は現役のキッズ指導者で、私もその彩乃が指導している現場を直接見学しているということもあり、絶大なる信頼もあって授業内容の枠組みは任せてしまっている。が、このシラバスを元にもう少し練ってStyle-K的にアレンジすれば、彩乃ベースのレッスン内容も更にジュニアクラスへステップアップするためのレッスンに近づけるような気がする。

基礎中の基礎って、本当に大切。
このシラバス、むしろ大人にやりたいくらい。大人向けにワークショップでもやろうかね(笑)。


…お酒を飲みながら、小難しい話を長々と。ワイン2杯でいい気分(笑)。






ゆきさんとバイバイしたあと、アパート近くのデパートでお買い物。6階から見るユニオンスクエアーパークの眺めは最高でした。
200903251911000.jpg  200903252119001.jpg



今日も楽しい一日でした。



3月24日 晴れ

今日もいい天気。でも未だ寒い…

今朝は朝寝坊してしまったので、慌てて飛び起きて学校へ向かった。Balletにコンテンポラリーにシアターに、どのクラスも今日はなぜかめちゃくちゃハードな内容で、ぜいぜい息を切らせながら踊った。

そう、今日のシアターのクラス…先日から私がテーマーとしている「意識」、M先生までもがそのことについて話しているような気がして、いつもよりも私のアンテナがピンと張った。

M先生の今日の振付は、場所の設定があり、シチュエーションがあり、それのどこに「フォーカス」を向けてどのように踊るか、というもの。ここまでくると、振り覚えの早さがどうこう、技術云々、もうそんなこと言っている場合ではない。誰が?誰に?どんなシーンで?どんなふうに?
「自分」がここにいないと話にならない。要は、何を「意識」して表現するのかなのだ。


…あ~、またここでも「意識」だよ。
一緒にいる人、出会う人、みんなすべて言っていることが繋がってる…


でも確かに、頭と心が意識している部分に向いていると、踊ることだけに集中することはなくなる。
振り付け通りのダンスをしていながらも、心がワクワクするし、何か湧き上がるものがあるし、それでいて楽しいし、周りの人も楽しませたいし、ありのままの自分でありつつも演じたい気持ちがどこかにある。そんな時って踊りだけに集中してることはないからね。


そんでもって、M先生の踊りはめちゃくちゃ最高だった。ちょっと小粋で、真面目に踊ってると思ったら急にファジーになったり、コンビネーションそのものに人としてのキャラクターとドラマがある。それでいて踊りの幅や動きの部分とかではなく、見えない部分でのエネルギーが爆発しまくっているのがすごく伝わってくる。私も含めみんな、「見えないエネルギー」はまだまだ爆発できないから、あの手この手でギャーギャー口に出して吠えながら踊った(笑)。M先生があまりにも素敵だったから、どさくさにまぎれて「バカかっこいい!」とか「超~やばい」とか、好き勝手に日本語で叫びまくっていたら、周りの人に「Huh?」と不思議な顔をされた(笑)。


みんなバタバタ倒れるほど繰り返し踊りまくって、気分がよかった。
先生、今日も心にガツンとくるレッスンをありがとうございました。



レッスンのあと急いで着替え、その足でマリオットマーキース劇場へ。何と、念願の「ライオンキング」を見たのだぁ~!


去年までは高い席でもなかなかとれなかったが、今は不況ともあって当日でも入れるとの情報をゲット。ダメ元で行ってみると、空いてはいたがオーケストラ席(一番高額な席)しか購入できず…
それでもラッキーなことに、学校で配っていた割引券を財布の中に入れてあったのを見つけ、図々しくも BOX OFFICE で割引券を出しながら、「日本からわざわざ来た学生なんです…」なんて言ったら、、、
受付のおっちゃん、すごく値引きしてくれた。こんなのってアリなの?これじゃ、この前の「West Side Story」と金額変わらないよ…。言ってみるものだね(笑)。
200903242215000.jpg  200903242149000.jpg



やっぱさ、黒人の血ってすごいね。ソウルフルな歌もそうだし、その肉体も、ステップも。
こんな壮大な人形劇が、生命の移り変わりを訴えているよ…


200903242029000.jpg
親切なチケット売り場のおっちゃんが選んでくれたど真ん中の席で、素直に感動してしまった。



200903242148000.jpg  200903242305000.jpg
これは↑劇場内のオブジェ。「シンバ」…か、もしくはシンバのお父さん?


けんけんのクラスに通ってくれている人なら知ってのとおり、Kスタのレッスンのwarming upの曲は全曲「ライオンキング」。見ていて、テンションが上がらないわけがない(笑)。
♪視覚から聴覚から、いらっしゃ~い!(桂三枝風)

生歌は、マジでやばいっすよ。



私は帰国したら、一日一日、一回一回のレッスンのwarming upを、今日のこの感動を胸に、今までよりもっともっと心を込めてやるのだ!
覚悟あれ~!!




3月23日 晴れ

今日もすっごくいい天気。でも、めちゃくちゃ寒い!!




そう、毎週月曜日は(いつのまにか)お洗濯の日。
洗濯物は乾燥機で乾かすから、お天気はあんまり関係ないけど…
やっぱり晴れてると気分がいいね。今日も待ち時間はもちろん読書。
200903231140000.jpg  200903231139000.jpg




洗濯が終わったあとは、これまたいつもの日課、ピラティスのプライベートセッション。昨日のレッスン4本で身体はもうガビガビなんですけど…おそるおそるスタジオへ(笑)。

 今日のプライベートセッションは、リフォーマー(ピラティスのマシン)を使って、土曜日にやった「意識の方向」と「ナーバスシステム」が、もう少し具体的に身体で感じられるように、いつものエクササイズにプラスして、ちょっと実験的に少し変わったマシンの使い方でのトレーニングをするというものだった。
 そう、今日の一番の収穫は、「意識をすること」と「集中すること」は違うということ。意識するということは、効かせたい筋肉や働かせたい部分に頭と心から命令を出すこと。でも、集中するということは、頭も心も視線も直結せずに直接その筋肉に集中して働きかけることだから、ガチガチに力が入って固まってしまってもしかたがない。一度そう覚えてしまったナーバスシステムは、なかなか修正は難しいかもしれないけれど、素直に目を開き、呼吸をし、先生言うところだけをリラックスして意識する…そうすれば、その時できた体の感覚が新しいナーバスシステムとして身体に入っていく。身体って、本当はすごく正直なんだよね。考え方や、思考回路が偏っていたり、ひれくれていたり、雑念だらけだったりすると、やっぱり身体もなかなか言うことを聞いてくれない。体と心は繋がっているって、こういう事なんだな…と、しみじみ感じちゃったりして。
 なぜ、そんな風に感じられたか、、これが、ゆうこ先生のすごいところなんだけど、ちゃんとお腹だけを意識して、身体全体がリラックスしていないと、知識と理屈だけじゃ絶対にできない動きを、リフォーマーでやっちゃうのだ。ゆうこ先生の言葉だけを素直に聞きながらその通りに動くと、否応なくお腹だけを意識するようになる。だって、その動きできるようになりたいもん(笑)。そうすると、私の中のナーバスシステム「そうやってうごくのが、そこを意識する動きだよ」と自分の身体に記憶させる機能が働く。人間の身体って、本当に不思議。ゆうこ先生がいつも口癖のように言っているのが、「Movement is first.」。メカニカル(体の構造や仕組みについての云々)はその次、そうするとナーバスシステムがあとからついてくる、と。レッスンの終盤には、胸がすごくソフトで、呼吸が本当に呼吸のための呼吸で、肩の力がいい感じに抜けていたのが自分でもびっくりだった。何よりも「お腹に意識する」ということがどういうことかが身体で感じられてすごく嬉しかった。

…するって~と、
ダンスにおいて、Balletの基礎がしっかりとナーバスシステムに記憶されれば、踊るものすべてにおいて、そのBalletの基礎が反映されるということだ。
逆にいえば、Balletばかりが形になっていても、それが自分のダンスに反映されないということは、ナーバスシステムにBalletの基礎の必要な部分が記憶されていないということだから、一番大切な部分の意識ができていなくて、形的に筋肉的に「集中している」だけということになる。


 とにかく、「一歩の重み」を感じて、一つ一つの動きに「意識」することが大切なんだね。その一歩がまさに「今現在」を生きるということなんだろうね。この「一歩の重み」「ひとつひとつの意識」って、ゆうこ先生だけでなく、ルイジ先生のレッスンでも感じたし、アンソニー先生もそう教えてくれたし、ヨガの坂本さんも同じこと言ってた。


…っていうかさぁ、
あ゛ぁぁぁぁ~もう!!、すごく感動的な気づきなのに、言葉にすると全然伝わらないよ!(怒)
これじゃ、単なる屁理屈並べてるだけじゃん!!ちょっと頭おかしい人だよ(怒)!!


大切なことは目では見えないんだね…やっぱり、心で感じなくちゃだね。


ひとりで勝手に感動しつつ、ピラティスのあとはビクラムヨガへ。今日は、ヘタレな私にカツを入れてもらうんじゃない。本当の意味での頭と体のリラックスのために。あとは運動不足解消のためにね。
…そう、運動不足解消って私が言うと、みんな「あんなにダンスしてるのに?」って笑うけど、レッスンの量が今ぐらいになってくると、いっぺんに頭に入ってくる情報量、瞬時に記憶したり、こなしたりしなければならない量が多すぎちゃって、ナーバスシステムもパンク寸前。結構頭を使ってるんだよ~。目に見えている部分で頑張らなくちゃいけないところが多いから、やっぱり同じ「運動」でも、な~んにも考えなくても肉体の鍛錬とトレーニングができちゃうビクラムヨガって、ホント画期的(笑)。

最初は、大量に汗かけるとか、簡単に痩せれるとか、単純でかつ不純な動機で始めたけど、ここ最近の私は「なぜそうするのか」ちょっとくらい考えて行動しているよ、
すごいでしょ?…自画自賛モード(苦笑)。

ビクラムヨガでもいい汗を大量にかけて身体がすっきりした。


レッスンのあとは「WHOLE FOODS」へ。今日は、オレンジジュースに、2日前に切れちゃったインスタントコーヒー、それからちょっとしたお惣菜を購入。空腹時は買い過ぎ注意だね。
200903232200000.jpg




さて、明日からラスト一週間は、レッスン以外の予定が目白押し。
まだまだやらなくちゃならないことも山のようにあるから、残された時間を大切に、めちゃくちゃ気合い入れていくよ~!






3月22日 晴れ

今日~はとにかく頑張った!けんけん、よくやった!!やればできるじゃん!!!


誰も褒めてくれないから自分で褒めちゃうもんね~(爆笑)。



何がって?
気の持ちようってすごい。体調不良はどこへやら…?
昨日あんなにチンぶり返っていたのに、今日はコンテンポラリー2本にジャズ2本、一日に4本を全力で踊りきった。しかも、踊っててめちゃくちゃ楽しかったし。


とか言いながら、実はコンテンポラリーのレッスンが朝早かったから、時計とかなり格闘したんだけどね…。でも、頑張って行ってよかった。




朝一番のコンテンポラリーが終わり、次のレッスンまで1時間半ほど時間があったので、電車に乗り、リンカーンライブラリーと併設している「Avery Fisher Hall」へ向かった。朝は寒かったのに、外はいいお天気で暖かかった。

200903221232000.jpg  200903221241000.jpg
↑この「Avery Fisher Hall」は、「ニューヨークフィル交響楽団」が定期コンサートをしているホール。前から一度でいいから、オーケストラの生演奏を聴いてみたいと思っていたが、何せチケットがバカ高い。演目と指揮者、ゲストプレイヤーにもよりだけど、安い席でも$150位、一番いい席だと$400近くもする…。毎回リンカーンライブラリーの資料館へ向かう時に、このホールを横目に見ながら通り過ぎていた。


…なのだが、ビックニュース!
期間・日時限定で、朝一番の「オープンリハーサル」に$16で入れてもらえるとの情報を入手!
日時と曲目は選べないけど、こんなに安くて、しかもなかなかお目にかかれないリハーサルを見せてもらえて、さらにコンサートと同様の通しを聞かせてもらえるらしい。だから当然チケットは入手困難らしいが。。。
とりあえず、3月のオープンリハーサルが26日(木)の朝にあることがわかり、とにかくダメ元で…と、急いでBOX OFFICEへ向かった。


っていうかさ、私って超~ツイてる。チケット1枚ゲット、やったぁ~!
200903222043000.jpg

 そう、うちのお父さんは大のクラシック好き。実家のお父さんの部屋にはクラシックのCDがずらりと並んでいて、私が「この曲持ってる?」なんてCDを借りに行っても、「ないよ」と言われたためしがない。しかも同じ曲でも、指揮者違い、交響楽団違い、ずらり揃っているほどで、「誰の持ってく~?」みたいな。どんだけだよ(笑)。
 昔はクラシックの良さが全然わからなかったけど、幼いころからエレクトーンを習わせてもらっていたこともあって音楽はジャンル問わず全般的に大好きだった。学生の頃、音楽のテスト勉強に付き合ってもらったこと、チケット高いのにNHK交響楽団と中村紘子のコンサートに連れて行ってくれたことを思い出した。。
 私がNYで「トモコは日本に帰ったらバレエのレッスンを始めなさい」と先生に言われ、帰国後慌てて始めたバレエ、クラシックの音楽が全く違和感なくすんなり耳に身体に入ったのも、今現在、耳に流れ込む音楽にのって自由に体を動かしてダンスを楽しく踊れるのも、今思えば、お父さんが休日に大音量で聞いていたその音楽に慣れ親しんできたおかげなんだと思う。


あ~楽しみだなぁ、待ちきれないよ。

…お父さんとお母さんにも聞かせてあげたいな。





るんるんで学校に戻り、続けて受けたレッスンが超~ご機嫌だったことは言うまでもない(笑)。
B先生のジャズ2本はいつも通りすごい人数でごった返していたが、もうそれなりの楽しみ方は得ている。金曜日の少人数のレッスンよりか多少緊張感は欠けるけど、人の踊りもじっくり見れるしリラックスして踊れる。そして4本目のコンテンポラリーは、次に待っているクラスがなかったために、先生は時間オーバーの大サービスで、超~のりのりだった。こんな日に限って、コンビネーションは大技の早振り。しつこいくらい繰り返し踊らされて体がバラバラになるかと思った。先生は「いい週末を~!」なんてさわやかに帰って行ったけど、この先生、いつもとってもやさしい顔してものすごく殺人的な振付をする…(苦笑)。うまく踊れないし、毎回死にそうになりながら必死なんだけど、それでもこの先生が大好きで休まず通ってしまうのが不思議でたまらない。
あ~麻薬だ(笑)。


今日は特別に頑張ったご褒美に、お約束のスターバックスのトールラテ。
200903221951000.jpg
今日のラテは特別においしいな~。

頑張ったからってのもあるけど、、、コーヒーの味が濃くて更においしい。
…っていうか店員さん、エスプレッソコーヒーが間違えて2杯入ってるよ、トールラテは1杯だよ。



元気にしてるといいことが起こるね、
今日も一日幸せでした。




3月21日 晴れ

あれ?あれれ…?

ゴホッ、ゴホッ、、


鼻詰まりは花粉症が原因ではなく、腹筋の筋肉痛はピラティスのせいじゃない…。今日は頭痛と関節痛で朝起きれずに、昼のレッスンを泣く泣く休んだ。「先生、また明日!」って言ったのに。。。



昨日「体力があがった」なんて調子コイてたからだよ…(涙)。



お得意の、風邪薬と「カツジン」。ウソみたいにグーグー寝た。



夕方、重い体を起こし、ピラティスのプライベートレッスンへ向かった。外は晴れていたけど、息が白くなるほど寒くて、まだまだダウンが手放せない。でも、やっぱり外の空気は気持ちがいいね。
200903211655000.jpg


今日のプライベートレッスンは、キャデラックを使って、今までの動きをどこにどう意識を持っていくか、また意識する場所の違いで、体の効いてくる場所がどう変わってくるか、そんなナーバスシステム的なことを中心としたレッスンだった。結局、私は今まで「肩の力を抜く」ということを意識しながら、その作業を一生懸命頑張ってきた。でも、本来意識しなければならないところは全然別の場所にあり、それがちゃんとできると、肩には自然と力が入らないのだ。そうすると、当然意識したお腹が筋肉痛になる。体は至って正直なのだ…。その、ほんのちょびっとだけど、理解できそうで届かないその部分に触れられた気がして感動だった。ゆうこ先生が今まで一生懸命私に伝えようとしていた「意識」って、結局はヨガの坂本さんも言っていた「瞑想」や「スピリチュアル」につながる部分で、当然、簡潔な言葉や教本マニュアルでは理解はできない。それを、あーだこーだ理屈を並べずに、どのようにしてピラティスのクラスの中にうま~く取り入れて、どうやったらヘルシーでかつ楽しい時間にできるか、それがこれからの私の一番の課題だな、と思った。
 キャデラックでのエクササイズの後は、チェアーというマシンでバランスをとりながら脚力をつけるエクササイズもやってもらった。今日は全体的に、筋肉に集中して筋力をつけると言うより、体全体を気持ちよく引き伸ばす動きの方が多かったので、ものすごくすっきりした。
このすっきり感をマットクラスでも味わえるように、今日のイメージは忘れたくないな…。

次回のプライベートレッスンは明後日だから、大丈夫かな。。。


レッスンの後、ストレッチをしながら、ゆうこ先生と小一時間おしゃべりした。すごく気分が上がった。ゆうこ先生は美人だけど面白くて、サバサバした性格で、でもとってもアツくて、それでいてやっぱりどことなく人としての心の余裕というかゆとりがあって…話していると元気をもらい癒されるだけでなく、今の私が、今のこの年齢で、こんな子供じみた精神でいいのか?と、疑問を投げつつ、少しだけ前向きな自分が顔を出す。今日は、体が弱っていたせいか心も弱り気味だったから、この時間はなくてはならない時間だった。


意気揚々とスタジオを出て、ヴァージンレコードへ。i-pod等の普及により、近々NYから撤退することとなったため、NY市内のあらゆるヴァージンで「$10 SALE」や「BUY 1 GET 2nd 50%OFF」などと、もう割引の嵐!けんけんさんにはたまらないチャンスである。店内は、もうCLOSEするなんて思えないほどの品揃えなんだけどんね…。
200903212053000.jpg  200903212222000.jpg
持っていた荷物が重かったので、とりあえずは30枚程度で諦めましたが↑今日もやっちゃいました…。


一時間ほど物色し、店の外へ。帰りの道沿いにあったある店が異様に賑わってます。
200903212059000.jpg  200903212100000.jpg
ちょっと店の中が見えにくいですが、これ↑スポーツバーなんです。光っているのはテレビの画面。今ちょうどWBCの時期ともあり?ものすごい盛り上がり様。

そうそう、Kスタも次回のサッカーワールドカップまでに100インチぐらいのスクリーンをつけて設備を整えて、スポーツバーたるものをやるのが私の目標。自分もお酒飲みながら、大盛り上りの「青の軍団」達にお酒を運ぶんだ~。サッカー好きのサブと飯田君に相談しなくちゃ…。







体調はもう大丈夫。明日から頑張れます。





体や心が弱らないと出てこない感情もあるしね、


今日も幸せな一日でした。







3月20日 晴れ

今日はレッスンが夕方からだったので、昼間は本を読みながらゴロゴロしてた。

こんな昼間の時間が過ごせるのは木曜日だけ。しかも先週は、ゆきさんの学校見学で唯一の木曜日もいつも以上に早起きだったから、今日は久々にのんびりとした昼を過ごせた。
…ま、そういう予定を組んでるのは自分なんだけどね(笑)。



そして、けんけんさん今日もよく頑張りました…。


よくもまぁ、一日レッスン(最低)3本のペースが続くものだ…
私の体力もそろそろ落ちてくるんだろうなぁ、、、と心配し始めて早や5年。
体力は落ちるどころか、むしろ上がっている気が…


健康補助食品を摂るようになったから?
タバコをやめたから?
ピラティスを始めたから?


どれも直接の理由には思えないなぁ。



でもね、ダンスの筋肉って積み上げてきたものが30代~40代で出来上がってくるんだって。それに今までの経験や、大人の思考、鍛錬されてきたメンタル面もプラスされて本当の「ダンサー」になる…と、怪我をしたダンサーのリハビリを考案したダンスの先生が言ってた。


人の体って、わからないものだね。







そして今日、わかったことがある。

私って、どんなに後ろでコソコソ隠れてレッスン受けててもダメみたい。
お手本にならなくても、ちゃんと順番を覚えていなくても、いつの間にか冷や汗をかきながら前に出されてやっている自分がいる。


…ってことは結局、いつもKスタではみんなの先頭に立ってやっているから、こんな時ぐらいたまには後ろの方でちょろちょろっとみんなについていく感じでレッスンを受けるのもありだよね、、、なんて考えは甘いということだ。



よぅし、明日からはもっと気合い入れて頑張るぞ~!!






レッスンが終わり、学校を出た時はもう夜の10時頃だったけど、街はいつまでも明るかった。今日は週末だから、きっとストリートミュージシャンが多いかも。そう思って、いつもの地下鉄の42丁目駅の広場に向かって、地下道をてくてく歩いていくと…
200903132153000.jpg








だんだん音が聞こえてくるよ、












…いたいた!今日はバケツのドラムを叩く黒人。
200903202139000.jpg
この人の音楽、すごかった。もうこの場で作品ができちゃいそうだよ~。



でも、こういう「この音楽欲しい!」っていう人に限ってCDとか持ってないんだよね。その場でのチップを稼ぎとし、演奏している人もお客さんもその場限りの音楽。




なんか、素敵だね~。












3月19日 雨

今日は朝から雨がしとしと降ってました。

でもいいんだぁ。だって、おNEWの傘!
200903192045000.jpg  200903200102000.jpg
超~可愛いでしょ!!たたむとこんなに↑ちっちゃくなっちゃうんだよ~


いつもNYで雨が降ると決まって、ワンタッチで折りたたみの黒傘を、$5で買うんだけどね、
これがまた、すごい壊れ方をするのよ…
ポチっとボタンを押すと、傘の部分が柄の途中から根こそぎスパァーンと、かなた遠くへ飛んでいってしまう。先週アパートの前で発射してしまい、道行く外人達に大爆笑され、犬に吠えられた…
だから、ちっちゃくて可愛いの買ったんだ。



雨の中、るんるんで学校へ。昨日のブログに何時間かかったかって?寝不足もなんのその(笑)。

今日もBalletにコンテンポラリーにシアターに、よく頑張った。シアターのクラスは、殺されるかってくらい繰り返し踊らされたけど…最後はナチュラルハイで爽快だった(笑)。
今日も楽しかった~。



 レッスンが終わり、アメリカを引き上げて明日日本へ帰ってしまう友達のようこさんとお茶をした。
去年はフォッシースタイルのクラスにサルサに、私を色々な所へ連れてってくれた。いつも元気で明るい、超~素敵なお姉さま。今年も会えてよかった。もう少し時期がずれていたら入れ違いになっちゃうとことだった…。いつまでもアメリカにいると思ったから、今までちゃんと連絡しなくてごめんなさい。今度は東京で一緒に遊んでください。
200903141507000.jpg



名残惜しくバイバイしたあと、今日はまっすぐ帰宅。



そう、NYに来てからのこの3週間、シャワーばかりで湯船に浸かっていません…
毎日お風呂派の私にとってはかなりのストレス。ネットでマンハッタン内に温泉や銭湯やデカい風呂のあるスパなど色々探しましたが、あるわけがありません(涙)。

と言う訳で、今日は思い切ってアパートのバスタブにお湯を張ってみようと思ったのですが、、、
200903200326000.jpg
わりかし綺麗なバスルーム。でも、ここにお湯を張って浸かるのはどうも生理的にダメと言うか…。


お風呂は帰国まで我慢だなぁ~。。。
もうしばらくストレスは続きそうです(苦笑)。



 ここは日本と違って、ものすごく空気が乾燥してます。ただでさえ乾燥肌で、翌日のお化粧のノリを考えても毎日お風呂は絶対に欠かせないというのに、シャワーのみの生活はかなりキツいです。
200903200106000.jpg
美容液に美容クリーム、、、顔がベトベトになるほど贅沢に塗りたくっても、翌朝にはサラッとしてしまうほどの乾燥っぷり。飲む生コラーゲンまで持ち込んでます(どんだけだよ…)。



ちなみに、空気の乾燥だけでなく気候の変化もクレイジーなNYは、寒くなったり暑くなったり、日本の春とか秋のような中間がないので、体調管理も大変。

お母さんから、「食事が心配だ」とメールがあったので一応報告しますが、毎日お酒ばかりでつまみを少し口にして終わってしまうような食生活はしてないから大丈夫ですよ(苦笑)。むしろ、NYに来てからは、昨日ゆきさんと外食した時にワインを一杯飲んだだけ、晩酌は全然していません…ある意味ヤバいね(笑)。



でもって、普段の自炊はものすごく粗食です。雑穀米かパスタ、あとは野菜サラダなどを食べてますが、それ以外に健康補助食品を大量に持ち込んでるので安心です。

200903200104000.jpg  200903051855000.jpg
↑写真はミキプルーン。最近はオレンジジュースと割って飲むのにハマってます。オリゴプロテインはクラッカーみたいにサクサク食べれるので、トルティーヤチップスをつけて食べるサルサソースやフレンチオニオンディップなんかをつけて食べてます。


この前、ヨガの坂本さんに、「ヨガの人よりも、ヨガの生活っぽい…」って言われちゃいました(笑)。
なんか、ベジタリアンみたいだよね…


今ここで、食いたいものリストをあげると、心が折れそうになるので(笑)今日はこのへんで。



今日も楽しい一日でした。


3月18日 晴れ

今日は暖かくていいお天気だった。本当は、朝一番でレッスンを受けた後、ゆきさん企画の「いろいろ面白いものツアー」に行く予定だったが、昨夜興奮しすぎて眠れず、そのいろいろツアーの「いろいろ」に関しての予習を始めたら夜中までかかってしまい、軽く寝坊…。レッスンはやめて、家からそのまま待ち合わせのリンカーンライブラリー向かいの本屋さんへ向かった。


 そうそう、今日のこの日記が始まる前に謝っておきますが、今日の日記はすごく長いです…。
今日は私にとってすごく特別な一日だったんです(毎日がspecialでhappyな私だからこそ余計に)。
だから、NY旅行記とか舞台製作レポートとしてだけでなく、この一日で学んだこと感じたこと、今思うままを絶対に忘れたくない、全て記録に残したい…という意味で、自己満だろうと、独り言だろうと遠慮なく書きなぐらせていただきます。ですので、長くてマニアックで読みづらいかもですが、どうか許してください…。



 ゆきさんと合流してまず連れて行かれたのは、「Studio Maestro」。このスタジオで、御歳83才の先生がジャズダンスを教えている。その83才の先生…ルイジ先生は、Broadwayの超一流ダンサーの間では知らない人がいないと言う。NYにジャズダンスを確立させたのはこの人だと言っても過言ではないほどの老舗中の老舗。毎日、どこからともなく世界中の超~有名なミュージカルダンサーが集まってくるらしい。今日のレッスンにも、どう考えても「プロダンサー」と言う言葉だけでは片付かないだろ…というめちゃくちゃ素敵なダンサーが2人も来ていた。ルイジ先生のダンススタイルは、ものすごくシンプルなステップを味付けせずに、胸元と体の角度、顔・体ともに表情のみで踊れと言うもの。Warming upをやりながら、エクササイズの内容で、今私が受けている先生達のダンススタイルの大元は、全てルイジ先生から来ていることが一発でわかって感動した。かくいう、世界中のトップダンサーが集まるというのに、こんなにも「知る人ぞ知るレッスン」になっているというのは、色々と表現法も進化し「カッコいいもの」の流行も競争も激しいこの時代、戦う手段が極めて少ない中で自分のジャズダンスを表現し魅せるというスタイルが大変であり、それ以前にその重要さに気付くことが難しいのだろうと感じた。もう、「一歩の重み」が全く違うのだ。一番忘れてはいけないところを再確認できた気がして嬉しかった。


200903181447000.jpg  200903181445000.jpg


 ルイジ先生は、ものすごい経歴の持ち主である。20代の頃、交通事故で顔はぐちゃぐちゃ下半身不随になるほどの大けがを負ったという。でも、入院中もどうしても踊りたくて、独自のリハビリ方法を考案し、奇跡の退院を遂げたらしい。退院後は、無理やり踊ってはレッスン中に突然バタリと倒れ、血で床を染めてはスタジオの立ち入り禁止を命じられたりするというエピソードもあったりしたが、それでも諦めることもなく、独自のリハビリ法から発展した現在の「エクササイズ」となるものを作り上げた。

その後も人並ならぬ努力を重ね続け、ある場所で活動をしていたある日、その交通事故の後遺症ですごいことになっている顔に目が留まった舞台演出家から声をかけられ、自分のダンスを披露するチャンスを与えられたという。そこで才能を評価され、そこから色々な経験をし、そこで一緒になるプロダンサー達の間でルイジ先生のエクササイズが浸透した。プロダンサーの間で絶賛されている噂はアッと言う間に広まり、現在の講師の仕事が始まったという。…と言うことは、ルイジ先生がもし交通事故に会っていなかったら、今NYのダンスの大元となっているこのスタイルはなかったかも知れない…。考えただけでゾッとする。そのエクササイズが考案されたのが1950年代というから、ものすごい歴史を感じる。しかも、それを継承している先生達のスタイルも、進化はしていても軸はそこから全くぶれていない。私もその流れの末端に所属したい気持ちでいっぱいである。まだ現役で(もちろん、レッスンを受けている人と一緒に動いたりはしないけど)講師をしている生き字引のようなルイジ先生のレッスンを生で受けられてとっても幸せでだった。



レッスン後、テンションあがりっぱなしで話に花を咲かせながら、遅いランチ?早いディナー?スタジオ近くのレストランに入った。今日は、食べたことありそうで実はない「スペイン料理」。ここは、本格的とか本格風味とかではなく、本格スペイン料理店。店内も素敵で、ゆきさんセレクトで出てきた料理も最高においしかった。

200903181507000.jpg  200903181513000.jpg



日本でもよく聞く「タパス」とは、スペインの小皿料理のこと。おつまみ的な感じだね。
まず出てきたのが、イカのフリッター。日本で食べるものや、アメリカ人の作るフライとは比べ物にならないほどやわらかくてスパイシーでおいしい。オレンジ色のソースは、赤パプリカをベースにしたもの。
200903181514000.jpg




そして、チョリソー。アツアツの鉄板に羽振り良く厚切りにカットされたソーセージが山盛り。
200903181514001.jpg  200903181519000.jpg
フォークに刺さっている細長くて黒い豆のようなものは「ナツメヤシ」↑とっても甘くて、でもこの料理には欠かせない隠し味。

…余談だが、16世紀中盤から17世紀前半、スペイン帝国が史上最も繁栄していた時期、その植民地にあったアメリカ大陸ではこの「ナツメヤシ」が大量に作られていたという。まだ、砂糖がなかったこの時代、「ナツメヤシ」が料理の甘味料として大切なものだったらしい。

で、この店では、砂糖や手短に入る甘味料を使わず、当時の家庭料理を忠実に作ってくれる。美味しさの重みが違う。




それから、この料理達に欠かせないお酒。私が飲んだのは「テンプラニーニョ」という赤ワイン。
200903181515000.jpg
テンプラとは「早い」という言葉で、ここでは「早熟」を意味する。
日本料理の「天ぷら」も、このテンプラが語源で、「早くておいしい食べ物」を意味し、スペイン・ポルトガルから伝来したものらしい。へぇ~




そして、メインのサンドイッチ。半分でもバカでかい!!もちろん一人前をシェア。
200903181529000.jpg  200903181532000.jpg
本日のサンドイッチは、巨大マッシュルームとチーズのサンドイッチ。このマッシュルーム、一枚が手のひらサイズもあって分厚くて、キノコと言うよりも肉。ヘルシーだけど、めちゃくちゃ食べ応えがある。



そして、本ブログ写真初登場のゆきさん。
200903181510000.jpg
大好き。




話が大盛り上がりのまま店を出て、昼に待ち合わせた本屋へ戻った。今回の舞台を作るにあたって勉強材料になる本を選んでくれた。



そう、私が形にしたいと思っているものは、現実(実在)の人間が踊るものなんだけど、テーマは自分の夢に出てきたデジャブや空想の世界、でも訴えたいことは現実的なこと…今回のテーマにしようと思っている本自体もそれとドンピシャで、なおかつ時代背景もあることから、その本の思想やそれをテーマにしたいと思った私の想いがどこから来たものかを探ると言う意味で、「シュールレアリズム(超現実主義)」の絵画を少し学んだら、そこから何かヒントを得られるかもよ、と言うことになった。

超現実主義というと、現実から離れてしまった…という意味にとらわれがちだが、実は、約束事に拘束された日常世界で、夢や見慣れた風景、むき出しの物事から不意に感じられる「強度の強い現実」ということを意味するらしい。人間の心の中に潜む、無意識や夢、意識の奥底に隠された想像力や不思議な力の解放ということで、超現実=現実を超越した現実、ではなく、過剰なまでに現実ということらしい。

これらのシュールレアリスト達には当然、「20世紀の世界大戦の狭間」という、時代背景があって生まれた思想で、シュールレアリズムの最初と言われるダダイズムが深く関連している。ダダイズムというのは、第一次世界大戦に対する抵抗によってもたらされた虚無が根底にあり、既成の秩序や常識に対する否定・攻撃・破壊と言う思想が大きな特徴で、ダダイズムあってのシュールレアリズムである。
 しかし、私はその時代に生まれていないし、歴史の上でそういう時代があったという知識でしかない。ただ、世界大戦も終え、高度成長期を迎え、時代がどこへ行ってしまうのかわからなくなってしまうほど、情報も多い便利な今の世の中で、絶対に欠けてしまっているもの、そう、この今の時代で私が思う「シュールレアリズム」を形にすることはできないだろうか、今の時代背景で大切なものを「踊り」を通して訴えられたらどんなに幸せだろうか。舞台を作っていくに当たって、こんな作業があってこのことだったんだ…ということが、出来上がったものを見ている人に伝わらなかったとしても、創作側である私がどんな思いを持って何に影響を受け、どんな思想に則って作品ができあがったのか、…それが特に必要のないことであっても、私自身の中で軌跡をはっきりさせたいと思った。深く考えず、直観のまま、今の時代を生きるありのままの私の気持ち…にもルーツがあったとしたら素敵だろうなぁ。



今日一日では本を選びきれなくて、、、これから何度か足を運んでみようと思っていた矢先、何気に手にした本のちょろっと捲ったこのページの絵が↓私を呼んでいるような気がした。単純に直感だったけど、とりあえずこの一冊だけを購入。
200903182223001.jpg  200903182223000.jpg
この「MARGRITTE」という画家は、まさにシュールレアリズムに属する画家である。私の絵に対しての解釈があっているかどうかは別問題として、私にとってはどの絵も素敵にしか見えないんだけど…。

なんだかんだ、エラそうなこと並べてますが…舞台がこの日記のせいで期待外れな結果にならないように、これからも一生懸命頑張って勉強しようと思います。





そして、舞台製作や絵画の話からは全然変わりますが…

「KENKEN」の本を発見!!!!!!!!!!
200903182222000.jpg  200903182224000.jpg
「KENKEN」って言うからどんな本かと思ったら、日本で言う「数読」の本だって。…けんけんと全然絡んでないじゃん!
いつも部屋には数読の本があって常に左脳が発達している彼に「KENKEN」をプレゼントしようと思います(笑)。



ゆきさんとバイバイして帰宅。夜のビクラムヨガのレッスンには急げば間に合う時間だったが…

よくしゃべり、よく頭を使ったうえに、久々のお酒だったせいか(何と!NYに来てから全くお酒を飲んでいなかったのだ!)ワイン一杯しか飲んでいないのに何故かヘベレケ…ヨガは断念、っていうか、ベットに突っ伏してから2時間ほどは記憶がない。安い女になったものだ(笑)。





…本日のこのクソ長い日記(?)に最後までお付き合い頂いた方、ありがとうございました。帰国してから自分で読んだら、きっと恥ずかしくなるようなエキサイト振りですが、私にとっては強烈な一日でした。


明日もどうか幸せでありますように…。

 











3月17日 晴れ

今日は、ミュージカル「WEST SIDE STORY」を観に行く日だったので、朝からそわそわしていた。学校へ行き、昼からBallet・コンテンポラリー・シアターと3本レッスンをこなし、開演の8時までシアター付近でショッピングを楽しんだ。

200903171856000.jpg

 「WEST SIDE STORY」と言えば、誰もが一度は聞いたことのあるミュージカル。私は、熱烈なミュージカルファンという訳ではないが、ダンスナンバーがメイン、もしくはダンスのお話のミュージカルはとっても大好き。ほとんど逃さず見ている。いつも本当にびっくりするのは、このスペースでどうやって踊るんだろう…というくらい、どこのシアターも広くなく、舞台セットがすごく入り組んだステージなので、そこで何人ものダンサーが踊りまくるのは圧巻である。今日のプレビュー公演のチケットも、周りの話を聞くと、どうやらゲットできたのはラッキーだったようだ。しかも、2階席のど真ん中!単独行動は何かとお得なことが多い。

200903171954000.jpg  200903172349000.jpg

そういえば、今日のシアタークラスのコンビネーションは、このミュージカルの「AMERICA」と言う曲だったから、めちゃくちゃ旬!同じ曲が流れてテンションも最高潮だった…んだけど、思いのほかダンスナンバーが少なかったかなぁ?ダンサー達の踊りがものすごく素敵だったから、正直もう少し踊ってほしかったかも。「WEST SIDE STORY」って、もっと激しくて踊りまくるイメージがあったんだけどね…。再演だから多少内容も変わったのかな?でも、トニーとマリア役の人の歌がものすごく上手くて、鳥肌が立った。

前回観た「ビリー・エリオット」は、ものすごい子役が始終踊りまくっててすごかったけど、やっぱり大人もいいなぁ~って思った(笑)。

ショウが終わり、人ごみにもみくちゃにされながらやっとの思いで地下鉄へ。電車の中で酔っ払いに絡まれそうになって怖かった。…白人って、お酒を飲んで酔っ払っても顔が赤くならない人が多いから、顔だけじゃ全然判断できないんだよね。途中で様子がおかしいと思った時にはちょっと遅かった。今日は夜8時からのショウだったので、地下鉄を降りる頃には11時半を回っていた。そりゃ、酔っ払いの時間だよね。これからはちょっと気をつけなくちゃ。


さて、明日は、ゆきさんが色々面白いものツアーを企画してくれて、私を連れ回してくれるらしい(笑)。待ち合わせの前にレッスンを1本受ける予定だから、早起きしなくちゃ。

…って言うか、ゆきさんの言う「面白いもの」って、絶対に一般人が喜ぶような娯楽ではないから、超~楽しみだよ。






3月16日 くもっててバカ寒い

…早いもので、NYの旅も折り返し地点。今日から後半である。 

昨夜は心地よい疲れで朝までぐっすり眠れた。午前中はランドリーで洗濯。お得意の音楽を聴きながらの本読み。

今日はついに出会っちゃったよ、どんぴしゃな曲に!!本を読みながら耳に流れ込んできた曲にハッとした。
っていうかさぁ、自分で日本から持って来た曲なんですけど…。長年に渡って放置プレイしていた曲と、こんなところでご対面。はじめまして、そしてごめんね(笑)。
本にBGMがつくとストーリー進むにつれてドキドキするよ、これ、最近のちょっとした私のブームである。

洗濯物をアパートに置きに帰り、着替えをしてピラティスのスタジオへ向かった。今日はリフォーマー(ピラティスのマシン)を使ってのプライベートセッションだった。リフォーマーは、杉山先生が2月に開催してくれたワークショップの後に、その一部分をやっていただいたから、まぁ多少は大丈夫だろうと思っていたけど…その考えは甘かった(苦笑)。バリエーション豊かなゆうこ先生スペシャルは(スペシャルではなくて、これもほんの一部だったりして…)足も腕も、もちろんお腹も、早くも筋肉痛の予感。ジムより絶対キツい。こんなの毎日やってたら、そりゃ足腰強くなるはずだよ…。正直、ダンスのレッスンよりキツい。っていうか、ダンスのレッスンを受けまくるよりも、集中してピラティスの方が脂肪が落ちて引き締まるかもね。

 そう、ゆうこ先生は、可愛いというよりも美人でアジアンビューティーなちょっと小柄な先生。

今日のレッスンでは、マシンの強度を一番ゆるくしてもらったんだけど、最初から最後までキツくてヒーヒー言いながら呼吸どころの騒ぎじゃなかった。もう泣き入ってたし(苦笑)。それなのに、このゆうこ先生、「私、あんまり効かないんだよね~」って、どんな体だよ!恐るべしピラティス!
私、体力や筋力、脚力には結構自信ある方だったんだけどなぁ…やっぱり、普段使わない筋肉や慣れないエクササイズだとイチコロです。次回も弱音吐かずに頑張ろうと思います。

そうそう、ゆうこ先生が、このブログに写真をアップしてもいいよって言ってくれたので、今度写真撮ったら紹介しますね~。


ピラティスが終わり、そのままリンカーンライブラリーの資料館へ。先週、興奮しすぎて寝不足の元(素?)となった作品をもう一度見に行った。今朝、洗濯をしていて出会った曲も頭にあり、興奮も4~5日寝かせたこともあり、この前とは見え方が全然違った。もちろん、素晴らしさは変わらないけど、前回まったく見ていなかった部分ばかりが気になって、新しい発見がいっぱいだった。自分の舞台に対しての理想もだんだんと形になってきつつある。でも、まだ曲も決定ではない、構成もない、流れももちろんない。一番伝えたいテーマだけが浮き彫りになっているだけで、どこから手をつけようかもまだまだこれから…。だけど、このアンニュイな状態が一番気持ち悪くて気持ちがいい(?)。
 かくいう、舞台が出来上がった時に、「あぁ、すべてはこの本と、この日記からだったんだ…」って、振り返れたらいいなぁ…と思うので、旅の後半は構想が形になっていくように頑張ろうと思います。

200903162340000.jpg
↑今年の舞台のテーマに考えている本。ちなみに、ちらっと横に見えている、高田純次の「適当教典」ではありませんよ(笑)。


3月15日 くもり

 早朝の街はすっきり晴れていなくて、なんとなく冷たい感じ。白い息を切らせながら、朝10時からのピラティスマットクラスのレッスンを受けにスタジオまで走った。2日続けての早起きはちょっとキツかったけど、プライベートセッション2回の成果が出せるかどうかの楽しみの方が大きかった。
 前回までのプライベートセッションでは、動きどうこうよりも、肩の力を抜き胸をソフトにさせ、目線と意識の方向を徹底的に注意された。形はできていても、マグレで肩の力が抜けても、目線ひとつで全てバレてしまう。呼吸も、ただ単純に動きに合わせてシューシュー吸ったり吐いたり、文字通りの呼吸をしていればいいって訳じゃない。…って、確かにそりゃそうだ(苦笑)。

 日曜の朝のレッスンは、素敵な休日のスタートを切りたい人で多かった。年齢や性別、体の状態はバラバラのメンバーで、呼吸も体の稼動域も、ゆっくり大きく使う丁寧なレッスンだった。途中、バンド・リング・ブロックを使ったエクササイズも出てきたので、とっても勉強になった。でも、やっぱり多少肩に力は入っちゃうし、目線が迷ったり顔の向きを違えたりすると挙動不審になっちゃう(笑)。それでも、レッスン後のすっきり爽快感はたまらなかった。これが一番大切なんだよね。

 一旦家に戻り、ちょっと転寝しながら体を休め、着替えをして学校へ向かった。ピラティスでリフレッシュした後は、体から毒が出たのと、もう多少達成感で気分が満足しているのとで、どうしても腰が重くなってしまう。…でも、そんな気分の時こそ出向いた方がいいんだよ、と、ヨガの坂本さんが言っていたのを思い出して、頑張ってコンテンポラリーを受けた。…やっぱり、レッスン受けてよかった。私って、ホント単純(苦笑)。



 学校帰り、買い物をしようと思ったけど、NYの日曜日は閉店時間が早い。慌てて買ってもいらないものを衝動買いしてしまうだけだし…と、店には入らなかったが、店の外の露店に吸い寄せられ…

やってまった…。
200903152015000.jpg
オバマTシャツ…。しかも2枚。誰か私とペアルックしてくれる人いませんか?

オバマ、結構気になる存在。
演説がお経みたいで心地がいい(?)。顔がサンダーバードの人形みたいで好き。疲れているとたまに御殿場クラスの緒方君に見える時がある(笑)。
なぜか吸い寄せられるように買ってしまった…まぁいいか。

それから、街をぶらぶら。
スターバックスは日本もNYも雰囲気が変わらなくて何となくホッとする。
200903152001000.jpg  200903152010000.jpg
いつもはアパートでインスタントコーヒーだけど今日は頑張ったからね…。グランデラテじゃなく、トールラテを一杯だけ。


そうそう、ヴァージンディスクがNYから撤退するんだって。毎年通いなれたこのユニオンスクエアのヴァージンも、次に来る時はもうないかもしれない。$10セールををやっているのはそのせいだったんだね…。
200903151952000.jpg

ヴァージンだけじゃない。去年まであったレストランも居酒屋も洋服屋さんも、どんどん不景気の波にのまれて街並みがどんどん変わってゆく。そりゃ、オバマグッズも売れるはずだよ。


そんな世の中だからこそ、生活は質素でも、心は豊かでいたいよね。
そんな世の中だからこそ、大きな夢を持って前進しなくちゃ。
一番大切なことは目に見えない…それを理解するいい時期なのかもしれない。


今日も一日幸せに過ごせました。



 

3月14日 今日も晴れ

 今日は、盛りだくさんの一日だった。

今朝は早起きして、アップタウンイーストにある「Ballet Academy East」というバレエ学校へ向かった。ここは、ゆきさんが勤めている学校で、彼女は主に2~5歳までの子供にバレエを教えている。今回、4月からKスタに新しい先生と新しい子供のクラスができるということで、そのシラバス(指導要項)の作り方を相談に乗ってもらっていた。とりあえず、百聞は一見にしかず…ということで、9時からの4~5歳のクラスと、10時からの2~3歳のクラスの現場を見学させてもらった。

200903140854000.jpg  200903142243000.jpg
このBallet学校のあるアップタウンは閑静な住宅街。子供のためのクラス↑が充実していて、親子教室も含め、下は2歳児から上は7歳児まで、細かく区切られた多くのコースが用意されている。
 Ballet学校というくらいなので、どんなに小さな子でもレオタードにバレエシューズ。ただ、「稽古をしている」意識を向けつつも、決して頭ごなしにバレエをやらせたりはしない。どのクラスも、まずは先生が提示するものを想像して自由に動き回るところからはじめる。それでいて、子供の苦手なつま先、ひざ、手先をよく動かして、シャッセ・ピケ・ポイント・エシャッペなどをあえて遊びの中に使い、用語は常に口に出させている。

 幼児2クラスを見学した後、その足で学校へ向かい、B先生のレッスンを2本受けた。昨日の3本が効いたのか体はまだバキバキだったが、何とか気持ちよく踊れた。

 そして、学校帰りにタイムズスクエアへ。「WEST SIDE STORY」の再演が決まり、今プレビュー公演をやっているとのこと。一回生で見たかったんだぁ~!火曜日の夜8時のチケットをゲット!

200903141602000.jpg  200903141603000.jpg
当日割引券売り場は今日も長蛇の列!…そしてなぜかエルモ↑出現!

 そしてそして、その足でピラティスのスタジオへ。今日は、キャデラック(ピラティスのマシーン)を使ってのプライベートセッションだった。ゆうこ先生に加え、今日はオーナーのアンソニー先生も特別に指導してくださった。ただエクササイズを繰り返すだけでは、ピラティスに限らず、ダンスでも発展のないことだと言っていた。メカニカルな部分以外で必要なこと、それがどのようにしてエクササイズにつながっていくのか、そしてわかってはいても忘れてしまいがちな、目には見えない部分での大切なことをいっぱい教えてくれた。

 そしてそしてそして…この前、ビクラムヨガのレッスンで知り合いになった坂本さんとタイ料理を食べに行った。坂本さんは、NY在住12年のパワーヨガの先生。パワーヨガの先生なのに、ストレスが溜まると仕事上りにビクラムヨガを週4とかでやったりするんだって…アホだ(笑)。っていうか、どっかの誰かさんみたい。

今夜は久々の外食。ここのとこ粗食続きだったこともあり、より一層美味しかった。
200903141938000.jpg
「タイ焼きそば」と「ポークチョップ」
一人前の量が半端ないので、どっちもシェアして食べました。

200903141935000.jpg
これは「タイミルクティー」
ちょっと甘いけど、渋みが多くて私は好きです。(坂本さんはお酒を飲まない人なので、今夜は私もお酒は遠慮してみました…)


坂本さんはヨガの先生ということもあって、会話も瞑想やスピリチュアルの内容が中心だった。今まで、瞑想もスピリチュアルも私が好きな言葉ではなかったし、私の中には必要のないものだった。でも、どんな意味を持つのか、なぜそうなのか、何がどう大切なのか、ピラティスのアンソニー先生も同じようなことを言っていて、坂本さんのヨガであれ、私のダンスであれ、最終的に行き着くところは一緒なのだという一つの答えに辿り着いた。
 今年の舞台のテーマを考えても、気味が悪いくらいそのことと疎通している。ということは、私の心は逸早くそれを欲していて、だからアンソニー先生と坂本さんが今日それを言葉と体で説明してくれたのだとすれば、今回の旅も、その目的も、私の行動も出会いもすべてに意味があり、偶然ではないことになる。

 さっきから自分ばかり納得してゴチャゴチャいってますが(苦笑)、アンソニー先生と坂本さんのお話、私でも理解できるくらいわかりやすくて、なおかつ大切なことなので、またヨガの話が出てきた日にでも紹介しますね。

いい週末でした。

3月13日 晴れ

 まだ白い息が出まくりの寒さだけど、今日もいいお天気だった。レオタードとバレエシューズをかばんに詰めて、意気揚々とアパートを出た。

 今日は、Balletとジャス2本の休憩なしの3本立て。BalletはBasicクラスより一つ上のbeginnerクラスだったので、動きの複雑さにプラスして腕の運びも細かかった。体も使ったが頭も使った…すごく変な汗をかいた(笑)。バーでのエクササイズや、フロアでもアダジオやターンぐらいまでは何とかついて行けるんだけど、動きが速くなってくると、一応涼しい顔してやってはいるものの、もうテンパっちゃって手の着けようがない…。そういえば、Kスタバレエのゆき先生が、「日本人はアレグロが弱いって言うからね…、揉まれておいで」と言っていた。言われたとおり揉まれましたよ。…って言うか、もみくちゃだったよ(爆笑)。それでも、レッスンのあと先生がほめてくれたので嬉しかった。ゆき先生秘伝の「大人の姿勢」は、どんなにテンパってもちゃんと実践しているのだ!

 そのあとのB先生のジャズのレッスンは、いつもプリエとバランスの反復運動が半端ないので、ウォーミングアップの途中でふくらはぎとお尻がキツくて本気で泣きそうになる。ウンコ漏らしそうなくらいキツい(汚くてすみません…)。今日はBalletから休憩なしでぶっ続けだったから、Balletで使った体をクールダウンしながら後ろの方でアップしていたら、先生に背中を押されて真ん中の最前列に出されてしまった…。今日も結局2本ともウォーミングアップからコンビネーションまで一瞬たりとも気が抜けず、レッスンが終わった後は、もう精根尽き果てて脱け殻のようだった(笑)。

200903131146000.jpg
疲れた体には↑やっぱり糖分だよね~。よくそう言って、Kスタのメンズ達がリハーサルの合間によくおやつを食べていたのを思い出し、普段甘いものをあまり食べないんだけど、よく頑張った日のご褒美のためにと買っておいたおやつのプリン。なんだかんだ楽しみに一口食べたら…
うぎゃぁぁぁぁぁっ!超~激甘!もう、歯が浮くような甘さ。
バカ甘い、クソ甘い、ごっつ甘い(もうわかったよ)。

4個セットなんだけど、あと3個どうしよう…
スタッフの彩ちゃんなら、きっと喜んで食べてくれるのに…


いっそのこと、この甘さを全く感じなくなるくらい踊ったらどうだろうか(笑)。


3月12日 久々の晴れ

 昨日資料館で見た作品らが強烈過ぎて、昨夜は興奮して眠れなかった。ノートにあれこれメモしては本を読み、あれこれ考えては音楽を聴いたり、あちこち歩き回ってはコーヒー飲んだり…そうこうしているうちに朝、、、というより、果てしなくブランチに近い時間になってしまった。頭はふらふら、眼は充血してるし、こりゃダメだ…とりあえずレッスンはお休みすることにして眠りについた。

 本来、今日受けるは予定でいたレッスンの3本目は大好きなM先生のレッスンで、唯一ゆきさんに会えるクラスだったので、何とかそれに間に合うように、数時間寝たところで頑張って起きて学校へ行った。学校に着き、寝不足の訳をゆきさんに話したら大笑いされたが、ゆきさんが選んだ作品に私が大満足だったことに少し嬉しそうな感じだった(笑)。

今日のM先生のレッスンは、何年も前からの馴染みのメンバー達が大集結だった。…そう、M先生のレッスンを受け始めた4年前、ベテランばかりが肩を並べる中、私が開き直ってエネルギー全開で踊ったことで、先生に目をかけてもらえるようになり、ゆきさんと友達になった。月日は経っても心はあの時のまま誰も変わらない。相変わらずM先生は熱くかった。途中先生が、トモコ!トモコ!叫んでいたから、よけいに当時がよみがえってちょっと目頭が熱くなった。…この先生は、私に「踊ることが幸せ」という気持ちを与えてくれる。うまく説明できないんだけど、選曲、振付、そのレクチャーの仕方、作品に込められているもの…全てが「舞踊」ではなく、先生の考え方と言うか、生き方そのもので、その部分って、目には見えないものだけど、私が一番大切にしているもの。言葉はよくわからなくても、涙が出るほど伝わってくるということは、それって言葉ではなく心で感じるものなのかな?とも思う。
筋肉痛と闘っていた一昨日よりも全然うまく踊れたし、何よりも楽しかった。

帰り、43丁目から地下に入り、42丁目駅の地下鉄の乗り場までの間、アクセサリーのお店に入ったり、ストリートでの演奏を聞いたり、あちこち寄り道しながら家に帰った。

200903121846000.jpg  200903122312000.jpg
42丁目駅付近の地下では、↑こんな感じで演奏やパフォーマンスをしている人が多い。チップを入れる帽子やギターケースのところに、だいたいのアーチストは焼いたCDを置いて、$10~15くらいで売っている。私のレッスンのコンビネーションが、全く耳にしたことのない感じの音楽だったり、「この曲売ってないんだよね~」っていう曲の場合は、だいたいこういうところで仕入れた音源である。

今日もいい一日でした。


3月11日 くもり

 今日は、資料館へ行く日と決めていたんだけど…、開館時間が11:00だったので、その前に朝一番のジャズファンクのクラスへ行くことにした。毎年受けるこのクラス、何年受けてもハマりまくりでジャズやコンテンポラリーのようになかなかすんなり体に入ってくれない。いつものごとく変な汗をいっぱいかいたけど、先生がテンション高くて楽しくてとっても素敵な人なので、今日もたくさんパワーをもらえた。

 レッスンが終わり、着替えをして資料館へ向かった。私が行く「資料館」というのは、Broadwayの66丁目にあるオペラシアターと併設する「リンカーンライブラリー」という図書館のことで、この3階にダンスを学べる一角があるのだ。ここには有名な振付家やダンスカンパニーの作品が、昔の作品から今に至るまでジャンル問わず全世界のあらゆるものがほとんど置いてある。毎年この施設で、自分の舞台構成のヒントになる作品をリサーチして学んでいる。

200903111745000.jpg  200903111247000.jpg
 
 今年は、ある本を題材に舞台を作ろうと思っているので、今日は、ストーリー的なものを有名な振付家が作るとどうなるか?という意味で、日本の童話を外人が演じている作品を見た。その次は、私が今、目をつけているクラシックの楽曲があり、その曲を作品にした振付家がいるかどうか調べてもらったところ、偶然?意外?にも、かなり有名どころがみんな挑戦していて、「その楽曲を世界の有名な振付家たちはそれぞれどう扱うか」という題材のビデオまで出ていたので、無知って恐ろしいなぁ…と、自分が挑戦しようとしていたことが少し敷居が高すぎるのか?と思いながら見た。それから、舞台ではない場所での作品、ライティングがものすごく変わっている作品、人の動きで風景を思わせる構成の作品、それから、毎年私がここに来ると必ず見る反戦の作品、それから、それから…

 閉館時間ぎりぎりまで作品を見てはメモり、メモっては巻き戻し、その繰り返し。気がつくとその間、受付係の人は3回変わっていて、開館から閉館までいた責任者らしき人は、私と目が会うたびに呆れた顔をしていた(笑)。でも、頭の中は見たばかりの作品から出てきたアイデアがいっぱいで、早くノートに整頓してまとめる作業をしたい気持ちでルンルンだった。

ご機嫌で資料館を出て、久々にバスに乗りBroadwayを下った。昔引っ越しする前の学校があった付近で途中下車し、しばらく見ない間に様変わりしてしまった風景に、世の中の不況をちょっと感じつつ、古着屋でレッスン着を調達して帰宅した。
 
 今日は頭をよく働かせたわりに朝食以降何も食べていなかったので、お腹がすきすぎてフラフラでご帰還…もう、お店に寄って何かを買う時間も自炊する時間も待てなかったので、たまごかけご飯とみそ汁を喉を詰らせながらガツガツ食べた。
…って言うか、食べ終わって今さらだけど、超~質素だよ(笑)。


3月10日 くもりのち雨

 あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ…

昨日、ピラティスのプライベートセッションはそんなにハードではなかった…なんて、調子こいてビクラムヨガに行ったりしたから、下っ腹がもろ筋肉痛。今朝は、くしゃみした時の痛みが半端なくて目が覚めた。うつ伏せになると上半身が全然上がらない。ここまでくると、もう痛い通り越して笑っちゃう。外の寒さも全然感じないまま学校へ、コンテンポラリーのクラスも、シアターのクラスも、腹筋と戦いながら何とか踊り切った。ついて行けるかどうかとか、それどころじゃなかった気がする(苦笑)。
あ、でも腹筋が痛いとターン回る時に背中が反ったりお腹が前に出たりすることないからちょうどいいかもしれないね~!…って、おいおい(笑)。

レッスンの後、友達のゆきさんとしばし井戸端会議。彼女は毎年私の舞台のテーマに合わせて色々な勉強法や学べる施設、参考にするといいものを教えてくれる。今日も、私が資料館で舞台構成を学べる作品をリサーチして持ってきてくれた。彼女が学生時代に専攻していたもの全ては、今私がほしいと思っている知識ばかり。その資料をいつも「私はもう必要ないから」と言って惜しみなく提供してくれる。忘れもしない、私が彼女とまだ出会ったばかりの頃、「私はダンスの知識がないのがコンプレックスで…」と打ち明けた時に、「そんなことよりも理屈抜きに心からのびのび踊ることの方が難しいんだから、知識なんて後から学ばばいい」と言い放って励ましてくれた。それから彼女は私にその「後から学べばいい」の「学ぶ」部分を色々教えてくれた。当時、難しくて理解できなかった芸術も多かったけど、言われるがままに素直に勉強してきた甲斐あって、今は私が欲しているものに変わってきた。そのことすらも、「私も最初は理解できなかったから大丈夫」と笑っている。私は、自分の生徒や後輩に、こんな風に大きな器を持って接してあげているだろうか、惜しみなく技術や知識を提供してあげているだろうか、、、

明日はいよいよ資料館にひきこもる日。
どんなアイデアやひらめきが湧いてくるのか、楽しみで仕方がない。オタクにはたまらない一日になりそうだ。

200903101939000.jpg
ちなみに↑これ、Ballet用の楽譜。目次がBalletのレッスンの流れ通りになっている。
「将来、Kスタにピアノマン(Balletレッスンのピアニスト)を呼んで、生演奏でBalletのレッスンがしたいんだ」と私がボソッと言ったのを、ゆきさんは覚えていてくれたらしく、「ピアノがうまいだけじゃピアノマンはつとまらないから、その人にこれ渡して」と、持ってきてくれた。どこまで気が利く人だよ…(涙)。

っていうか、この楽譜を誰かに手渡す日はいつ来るのかなぁ…?
案外、そんなに遠い将来でもなかったりして(笑)。

3月9日 雨のちくもり

 何だよ、この寒さ!!今朝は、たまった洗濯をしに近所のランドリーへ行こうと、一歩アパートの外に出たら、息が白くなるほどの寒さ、そして雨…。慌てて部屋に戻り、厚手のセーターを重ね着、傘を持って出直した。

面白いことに、NYでは外観を損ねないために、道路に面した場所に洗濯物を干してはいけない決まりになっているらしい。今では、地下にランドリールームのある家が増えてきたようだが、ほとんどの人はだいたい一週間に一度コインランドリーに足を運ぶのが習慣。私も、一か月以上の滞在をするようになって早や6年目。ランドリー通いもだいぶ慣れた。洗濯物を乾燥機にかけている間は、音楽を聴きながら本を読んでいた。
 そう、今回NYに一緒に連れてきた「MP3」、かなり画期的。めちゃくちゃ重宝している(…っていうか、遅っ!)。信じられない話、買ったはいいが時間がなくて聞けずにいた未開封のままのCDを渡米中に聞こうと、毎年10枚も20枚もスーツケースに入れてNYまで持ってきていた。その話をきいて気の毒に思ったのか、彼が買ってきてくれて設定までしてくれた。こんなちっちゃなものに何十枚ものCDが入っちゃうなんてすごいねぇ!…って、今や団塊の世代のパパママだってデジタルを操れるっつうの(苦笑)。

200903091051000.jpg  200903091241000.jpg

洗濯物を置きにいったんアパートに戻り、その足で近所の「SAL MOVEMENT SALON」へ向かった。ここは、去年見つけたピラティス専門のスタジオ。先週末、一年ぶりにゆうこ先生と連絡を取り、今日のプライベートセッションの予約を入れたもらったのだ!プライベートでは、リクエストするものなんでもやってもらえるので、今日は水曜ピラティスクラスのメンバーの説明をして、どんなストレッチをしたらスムーズにピラティスができる体になるか、あとはひとうひとつの動きの緩和バージョンのバリエーションを中心にセッションしてもらった。ピラティスの流れを頭からやったわけではないので、体力的にはハードではなかったが、とっても有意義であっという間の一時間だった。今年は、水曜ピラティスクラスのためにも、自分自身の体作りのためにも、できる限りピラティスの時間を取りたいので、先生にお願いして、帰国まで週2回でプライベートレッスンの予約を入れてもらった。次回からは、いよいよマシンのセッションが始まるので、めちゃくちゃ楽しみである。

帰宅後、今日のセッションの内容を忘れないうちにノートにまとめ、ひと段落ついたところで今度はビクラムヨガのスタジオへ向かった。ここも通いだしてなんだかんだ4年目。高温多湿の中で、たるんだ心と体にカツを入れてくれる。自分はピラティスの人間だと思いながらも通うということは、どこかで欲しているのだろうか?今日も、途中何度も目眩がして心も体も折れそうになりながらも、自分との戦いが終わった後のそう快感は格別だった。あんなに辛いのに、結局「リフレッシュ」になってしまうのが不思議でたまらない。

今日はいい~眠りにつけそうだ。

200903091355000.jpg  200903092226000.jpg

3月8日 晴れ

 今日からサマータイムになり、日本との時差が13時間になった。それで、毎朝10時から幼児番組でやっている「Clifford」という赤い犬のアニメを見ようと、今日もいつものように部屋の時計を見ながら10時までベットでゴロゴロしていたのだが、いざテレビをつけたらサマータイムで11時になっていて番組が終わっちゃっていたという、とんだトバッチリを食らった。

200903041010000.jpg

 その後、部屋で一人「やる気ない病」と闘っていた。大好きなレッスンのみならず何もやる気がしないのだ。こんな時に日本の声を聞いたらノックアウトなんだろうな…なんて思いながら、結局、ヘタレの自分を許せない自分を想像したらムナクソ悪くなり、スタジオに行きさえすればこっちのもんだと、心の中で何回も唱えながら学校へ向かった。

不思議なもので、人に会うとめちゃくちゃテンションが上がる。人のパワーってホントすごいなって思った。レッスンに来ると元気になるよ!ってKスタのみんなもよく言ってるけど、きっとそれも周りのみんなのいい雰囲気やパワーだったりするんだろうね。

 それからの私は、いい意味でどうかしていた。B先生のクラス2本と、コンテンポラリーのクラスを休憩なしで3本受けたけど、どのクラスも何かに取りつかれたように150%パワー全開、自分で言うのもなんだが、本当によく集中し、よく踊り、よく頑張った。レッスンの後、先生ではなく、アシスタントさんや先生の側近の生徒さん達から、よかったよ!と声をかけられたほど。帰国間近のレッスンで、先生がよく頑張りました的にほめてくれることはよくあるけど、そんなことは滅多ないことだから、本当にびっくりした。

 結局、私のモチベーションも、周りの人のパワーのおかげなんだなぁと思った。確かに、ひとりで頑張れる人なんてどこにもいないと思う。応援してくれたり、見守っててくれたりする人がいるからこそ、素直に「頑張りたい」という気持ちになれる。よく考えたら、今のこの私の状況だって、観光でも娯楽でもないレッスンと勉強の缶詰め状態を、それでもこの旅には大きな意味がある!と言い切れるのは、そうさせてくれるKスタのみんなや応援してくれる人がいてのこと。自分の経験のためや技術向上のためだけの渡米だったら、私だったら頑張れるのにも絶対限界があると思う。…っていうか、ちょっと「やる気ない病」になったあたりで、勝手に限界を決めるんだろうな。

今日は、私の中で「人の出会いを大切にし、感謝する」という言葉の重さが一気に変わった。


時間は刻一刻と過ぎているしね。





3月7日 晴れっていうより夏だよ…

 ほんの2日ほど前まであんなに寒かったのに、日中は半袖で街を歩く人をちらほら見かけるほど天気もよく暑かった。今日は、昨日のB先生のレッスンの続きを受けに行った。が、春休みの時期ともあって、体験レッスンに来ている学校の団体がいて、スタジオ内がすごい人数でごった返していた…。とにかく開き直って、狭いながらも自分なりに丁寧におさらいをしながら踊った。
 レッスンの後、劇場のBOXOfficeで今夜見る予定のミュージカルのチケットを買い、スーパーで買い物をしていったん帰宅した。

そう、アパートの近くにある「WHOLE FOODS MARKET」は、店に置いてある全ての食材がオーガニックで、買い物袋までリサイクルペーパーと、体にも地球にも優しいものばかり。こう見えて私、NYではマックなどのファーストフードや、露店で売ってるジャンクフードはまったく食べないため、無添加の野菜やお惣菜を調達するのにとっても重宝している。

200903071632000.jpg

アパートに戻り、荷物を置いて再び家を出た。今日は「ビリーエリオット」というミュージカルを観に行った。映画の「リトルダンサー(邦題)」のミュージカル版。イギリスの炭鉱業を主とする田舎町に住む少年がダンスに目覚め、ロイヤルバレエ団を目指すというお話で、物語自体はよくありがちなサクセスストーリーだが、噂どおりとにかくすごかった。何がって、主役の子供の技術や表現力がとんでもないことになっていて、年齢を疑ってしまうほど堂々としたプロの姿は圧巻だった。周りの子役も大人のキャストもみんな素敵で、絶賛されて当然だと思った。最近ミュージカルを観るときに私がよく使う技だが、上演前に熱狂的な舞台ファンもしくはミュージカル通が公開しているブログを必ず読むようにしている。ストーリーの最後がわかってしまう場合もあるが、ガイドブックのあらすじを読むよりかは比べ物にならないほど詳しいし、何といってもマニアックで、ミュージカル通ならでわの雑学や余談も多くてめちゃくちゃ面白い。特にこの作品の場合は時代背景の濃いシーンが多いから、昨日ストーリーを予習しておいたのは大正解だった。

200903071532000.jpg  200903072343000.jpg

パンフレットの表紙の3人は、主役である11歳のビリーを交替で演じている男の子達なのだが、変声期を迎えたら降板しなくてはならないらしい。プロフィールを見ると、みんな実年齢は少し上のようだから、人並ならぬ努力はもちろんのことでしょうけど、技術と年齢において、ものすごい人生のタイミングで「今」を駆け抜けてる子達なんだなぁと思った。確かに、バレエを踊る少年の声が低かったらおかしいし、かといって年相応でも技術が伴っていないと舞台が成り立たないし…。
ここでKスタのジュニアクラスの子達を思い出すのもおこがましいが、彼女らも彼女らなりの「今」を精一杯の力で駆け抜けるために、私がもっとしてあげられることってあると思う。結局、指導者って「生徒からパワーをもらうし、学びも多いよ」なんて生ぬるいこと言ってる場合じゃなくて、踊りの楽しさを教えながら稽古を積む努力やその大切さをちゃんと体で覚えさせ、その子の持っているものを最大限に引き出してあげなければならない。そのために時には解らせなければならない技術やキャラクターの向き不向き等の上での優劣は、先生が一番頭を悩ませるところなんだろうね。ま、子供に限らず大人においても同じことなんだけど。

かくいう、子供の輝やかせ方の味を絞めた気がして気分がよかった。それから、今後の参考になりそうな舞台や小道具の使い方をしている場面や、終始感動していたにも関わらずピンとひらめいた場面もあったりで、すごく勉強になった。

来週からさっそく創作の作業に取りかかれそうだ。


3月6日 晴れ

 昨夜はありえないくらい早い時間に就寝したせいか、今朝はめちゃくちゃ早起きだった。夕方からのレッスンまでたっぷり時間があったので、発表会のテーマに…と、予定している本を何度も読み返した。

 今日のレッスンは、バレエとB先生のジャズ2本の3本立て。バレエは難なく楽しかった。そしてB先生のジャズはさらに楽しかった。最初に受けた初中級クラスは、コンビネーションが前回からの続きらしく、長いし、進むの早いし、人が多くて見えないし…。振付が全然体にも頭にも入っていないのに、少人数に組み分けして踊ると、なぜか気分良く体が動くことに、他の誰でもない自分が一番ビックリだった。いつもなら泣きながらやっているクロスフロアも、いつになく冷静だった…。続けて受けた中級クラスは人数が少なくて快適で、B先生が始終私の周りをうろうろしていたから全然気が抜けなかったけど、とにかく楽しかった。去年とのこの気分的な違いは何だろう?勢い勇んで臨めばへし折られ、ダメ元で体当たりすれば難なく楽しくて…まったく世の中とはうまくいかないものだ。

 学校を出ると、週末のせいか街はかなり賑わっていた。今夜は、ミュージカル通の友人が、某劇場のショップで働いている日だと聞いたので、最新のミュージカル情報を仕入れに店に足を運んだ。友人は来たか!とばかりに、最新のBroadway事情をこと細かに教えてくれた。話を聞きながら、せっかく劇場のショップだったから、何かいい土産はないかと店内を物色していると、色とりどりのI ❤ NYのTシャツを発見!そういえば渡米前に、水曜ピラティスに通ってくれているハルさんが、「みんなで I ❤ NY のTシャツ着てピラティスやろうよ」なんて言っていたのを思い出して、思わず店にあったTシャツ全5色を大人買い。I ❤ NYのTシャツは、街のあちこちで「6枚で10$」などと格安で売られているが、生地はヨレヨレだし、何といってもバッタモンらしい。「I ❤ NY」も商標登録されてるんだってよ~。Tシャツごときにポリシーもクソもないが、とりあえず本物をゲット。

200903062328000.jpg 200903062303000.jpg


ちなみに、緑色の「I ♣ NY」は、アイリッシュ専用。セントパトリックの日(NYに住むアイルランド人が緑の衣装を身にまとい、街を緑一色に埋め尽くすお祭り)が近いから、この時期限定で出ているらしい。日本人の私が買うのは本来おかしいことだが、日本で着るということで許してもらった。

本気でこの色違いのTシャツを着てみんなでピラティスやったら超~キモいだろうなぁ!!想像してはニヤついている私の横で友人は、「日本人はこれだからね…」と呆れていた(笑)。

 

3月5日 晴れ

 昨日の「キャロット・ジンジャースープ」が効いたのか?今朝はいい目覚めだった。インターネットでスケジュールをチェックし、昼からのレッスンに間に合うようにアパートを出た。

 今回の旅最初のレッスンはバレエ。去年からお世話になっているK先生は、現在Kスタのバレエ講師のゆき先生が、20歳以上歳を重ねたような感じの先生である。10頭身くらいあるんじゃないの?ってくらい小さいくて美しい顔、長い手足に、X脚に反り返ったひざの裏、美しく湾曲した足の甲。ダンスは見た目ではないが、見た目も大切である…。足の長い外人達に囲まれて、渡米前最後のレッスンで、ゆき先生が伝授してくれた「大人のバレエの姿勢」をさっそく実践しまくった。相変わらず骨格は開いていないけど、去年の私よりはバレエっぽいかな(笑)。このクラスはbasicクラスで、バーを使って丁寧な動きを繰り返しながら、「これが発展すると何になる?」「ここでジャンプすると何になる?」と、先生がみんなに質問しながら、アッサンブレやジュテの仕組みを形でなく体で覚えていく。こりゃあ~素晴らしい!中級クラスで揉まれるのもアリかもしれないけど、基礎に忠実なクラスは、自分のためにも、これからKスタのBasicを始めるみんなに説明するためにも、ものすごく勉強になる。しばらくはこのクラスを取ろうと思う。
 その後、コンテンポラリーのクラスを続けて受け、意外にも気持ち良く踊れたことに気分は上々。やっぱり踊らないと元気が出ないんだね(笑)。

 超~ご機嫌で学校を出たあと、一年ぶりの風景を懐かしみながら人が賑わうタイムズスクエア付近を散策。カペジオでレオタードを買い、生活必需品を調達してから帰宅した。

200903051532000.jpg

3月4日 晴れ

 何だか熱っぽい…っていうか、私の勘が正しければ、かなりの高熱ではなかろうか?もしくは知恵熱?…ちがうか(笑)。顔は火照り、体は節々が痛くて、さっきから変な汗が止まらない。日本から持ってきた風邪薬とカツジンを飲んで布団に入った。我ながらいい感じの居住空間にセッティングした部屋での最初の作業は、インターネットでNYの情報やニュースのチェック!とか日本の友人に「いまNYは昼だけど、日本はこんばんはだよね~」なんてメールしちゃったりする訳でもなく、「風邪をひいて寝込む」。

私らしいが、かっこ悪すぎる。

200903040745000.jpg
 

 夕方、友人から電話が来た。風邪っぴきに効くものを食べに連れてってあげるから…と。持つべきものは友である(涙)。急いで着替えをし、化粧をして家を出た。外は寒かったけど、冷たい空気がむしろ心地よかった。学校の前で合流して久々の再会を喜びつつ、毎回好例の「日本じゃ食べられないものツアー」へ。この人、いつもこうやって私を色々な店に連れて行っては、見たことも食べたこともない食材の料理を頼んで私を驚かせてくれる(笑)。

今日行ったお店は、普通のアメリカ料理のお店。肉がメインの、俗に言う特大料理が出てくるダイナーと呼ばれるお店。チキンパイにパスタ、なすの料理は量が半端なかったけどおいしかった。それから、メインディッシュではないけど、このツアーのメイン「キャロット・ジンジャースープ」。読んだとおり、人参と生姜のスープ。確かに、日本じゃなさそうだね~。おいしくて、体が温まった。でも、体が温まったのは、スープを飲んだからってだけじゃない。友人の心遣いがきっと体だけでなく心も温かくしてくれたんだと思う。

明日から頑張ろっと。

200903041631000.jpg   200903041650000.jpg





3月3日(NY時間) 晴れ…っていうか、雪積もってるし

 3月3日の朝に日本を発ってから、13時間のフライトはあっと言う間だった。飛行機の中で、何本映画を観たんだろ?それから、何本ビールを飲んだんだろ(笑)?フライトの中盤以降は、私が何を言わなくても、キャビンアテンダントが「麒麟ビールでよろしかったですよね?」と差し出してきたのが笑えた。

200903031127000.jpg


 

 NYに到着し飛行機の窓から外を見ると、あたり一面雪景色!しかもバカ寒い!日本はせっかく春が訪れようとしているのに(ま、ちょっとした異常気象の日もあったけど)、またしてもわざわざ極寒の地に来てしまった。手荷物にセーターを一枚入れておいたのは大正解だったね~。

200903032339000.jpg


空港の外に出て、今度こそ拉致られないように(苦笑)と、イエローキャブまで一直線。無口な黒人運転手のタクシーでアパートへ向かった。管理人さんと待ち合わせて手続きを済ませたあと、部屋で荷物を広げ、これから一か月過ごす我が家のセッティングをした。

| ホーム |


 BLOG TOP  » NEXT PAGE


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。